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インフラ分野のDXを実現するアクションプランを策定、国土交通省:インフラDX(2/3 ページ)
国土交通省は、インフラ分野のデジタル・トランスフォーメーションの取り組みを横断的に推進するために、個別施策の目指す姿と工程などをまとめた「インフラ分野のDXアクションプラン」を策定した。インフラ分野のDXアクションプランでは、インフラでDXを実現するために、国土交通省が所管する各分野の施策を洗い出し、インフラ分野のDXを達成する取り組みと実現する「具体的な工程(2025年度まで)」や「利用者目線で使える事項」をまとめた。
3次元データによるコミュニケーションを推進
情報の高度化とその活用では、関係者間で正確にリアルな情報共有が行える3次元データによるコミュニケーションを推進するだけでなく、BIM/CIMの流通やXRの使用、Web会議システムの利用、インフラデータの公開・活用などを促進し、国民に対しても、3次元で表示した映像を用いて、効果的な情報伝達や広報を行う。
現場作業の遠隔化・自動化・自律化では、建設業の現場における各種作業(施工作業、出来高確認、災害復旧、点検)に対する遠隔化、自動化、自律化技術の開発・社会実装を進める。そのため、遠隔化・自動化・自律化に関わる各種技術基準類の標準化や開発環境・プラットフォームの整備を図る。
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