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停電時にバッテリーによりドアの自動開閉を実現する装置を開発、リョービ:日経メッセ 街づくり・店づくり総合展(2/2 ページ)
リョービは、停電時にドアを少し開けるだけで、電動で開閉する装置「RUCAD(ラクアド)」のバッテリー内蔵タイプを開発したことを公表した。
3種類のタイプを用意
伊豆氏 バッテリー内蔵タイプのRUCADは、本体にバッテリーを内蔵しており、停電時でも一定時間の自動開閉が行える。さらに、左右勝手兼用で、パラレルタイプ※1、スタンダードタイプ※2、トラックレールタイプ※3の3種類を用意している。
※1 パラレルタイプ:ドアの開く反対側に取り付けるタイプ。
※2 スタンダードタイプ:ドアの開く側に取り付けるタイプ。
※3 トラックレールタイプ:レール上をスライドさせて開閉する方式。
適用ドアサイズは、最大ドア幅1050×ドア高さ2400ミリで、重さは85キロまでとなる。カラーはブラックとシルバーをラインアップする。電源コードは扉内部配線用と扉外部配線用の2種類となる。
未来のホテルドアは、バッテリー内蔵タイプのRUCADとセンサーを備えたもので、意匠を高めるためにノブを無くし、カードキーにより非接触で自動開閉するドアを実現している。既に、ホテル関係の来場者から高い評価を得ており、「スイートルームやラグジュアリールームといった部屋に導入したい」といった声も寄せられている。
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