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ミライト・ホールディングスが統合しミライト・ワンに、目標は2030年度に売上高1兆円産業動向(3/6 ページ)

通信建設会社のミライト・ホールディングスは、2022年7月にミライト・ホールディングス、ミライト、ミライトテクノロジーズの3社を統合し、ミライト・ワンを設立することを公表した。ミライト・ワンでは、2030年に向けたビジョンの「MIRAIT ONE Group Vision 2030」に沿って、「人間中心経営」「事業成長加速」「利益性トップクラス」「データインサイト マネジメント」「ESG経営基盤強化」といった5つのチャレンジを行う。

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目標は「技術と挑戦で“ワクワクするみらい”を共創する」

 新会社の設立については、2022年7月にミライト・ホールディングス、ミライト、ミライトテクノロジーズの3社を統合し、ミライト・ワンを設立する。

 「今回の統合では、成長分野を再定義しリソースを結集することで成長を加速するとともに、重複業務の見直しなどでコストカットを図る。さらに、経営基盤である人材、ガバナンス、ブランド力などを強化し、成長領域拡大に向け強力なグループの連携を進める」(中山氏)。


ミライト・ワンのコーポレートのコンセプト

 ミライト・ワンでは、「技術と挑戦で“ワクワクするみらい”を共創する」を目標に掲げ、ミッションとして、「常に技術とビジネスモデルを磨き、高い付加価値を創造する」や「パートナー会社と協力し合い“みらいのインフラ”創り守り続ける」などを提唱している。


ミライト・ワンの目標とミッション

 ミライト・ワンでは、2030年に向けたビジョンのMIRAIT ONE Group Vision 2030に沿って、「人間中心経営」「事業成長加速」「利益性トップクラス」「データインサイト マネジメント」「ESG経営基盤強化」といった5つのチャレンジを行う。


「MIRAIT ONE Group Vision 2030」の5つのチャレンジ

 人間中心経営では、「みらいカレッジによる戦略的人財育成」「内部人財の戦略的強化・外部人財の積極的登用」を実施。みらいカレッジによる戦略的人財育成では、2022年7月にみらいカレッジを開校し、「学び」と「つながり」を提供して、“事業構造構造改革の原動力”とする。

 みらいカレッジは、千葉市川市や埼玉県熊谷市、兵庫県神戸市にリアルキャンパスを開校し、ネット上にデジタルキャンパスを開設して、「テクニカル学部」「マネジメント学部」「ソーシャル学部」を設け、約110講座を開く。受講者は、ミライト・ワングループの企業やパートナー企業の社員である約1万人を対象とし、LMS※1により学習をサポートする。「みらいカレッジでは、ビジネスチャットを導入し、動画投稿により情報交換を行える環境を構築する他、会社の枠にとらわれない交流を促す」(中山氏)。

※1 LMS:Learning Management Systemの略称で、学習教材の配信や成績などを統合して管理するシステムを指す。


みらいカレッジによる人材育成の概要

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