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「東京」駅の八重洲口前で延べ2.1万m2のバスターミナルを開発、URプロジェクト(2/4 ページ)

都市再生機構と京王電鉄バスは、東京都千代田区に位置する「東京」駅の八重洲口前で段階的に整備を進めている「(仮称)八重洲バスターミナル」の名称を「バスターミナル東京八重洲」に決定したことを公表した。

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第1期エリアの開業時には平日で1日当たり550便を超えるバス便が発着

 バスターミナル東京八重洲の第1期エリアにおけるデザインコンセプトでは、「多様な人々の行動を自然に誘うデザイン」「段階的開業に対応し調和のとれたデザイン」「“旅立ち”を演出する非日常間のあるデザイン」を採用している。


第1期エリア(東京ミッドタウン八重洲)の計画概要 提供:UR都市機構

 大貫氏は、「バスターミナル東京八重洲に発着地を移行するバスは、都道(外堀通り・八重洲通り)に停留所を設け発着する高速乗り合いバスや鍛冶橋駐車場で発着する高速乗り合いバス、東京駅丸の内口に面する都道上に停留所を配置して発着する定期観光バスを対象としている。加えて、東京駅丸の内口に面する都道上にある停留所のバスでは、東京駅の八重洲側と丸の内側における交通環境や立地の違い、利便性を考慮し、バス事業会社が、八重洲側への移行を希望する場合に移行する」と述べた。

 続けて、「バスターミナル東京八重洲のスペースに余裕がある場合は、健全な経営基盤の構築に向け、既存バス便の増便や移行対象エリア外の周辺路上で発着するバスを含む新規バス路線と貸し切りバスの利用を認める。さらに、第1期エリアの開業時には、平日では1日当たり550便を超えるバス便が発着する」と補足した。


バスターミナル東京八重洲への移行対象バス 提供:UR都市機構

 今後、第2期エリアと第3期のエリアでバスターミナルを開業する際には、対象のバス便がバスターミナル東京八重洲に段階的に発着地を移行する。なお、バスターミナル東京八重洲の全体開業時には、1日当たり1500便以上のバス便が運行する見通しだ。


バスターミナル東京八重洲の整備スケジュール 提供:UR都市機構

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