調査リポート
建設業の「労働環境」「年間給与額」は全産業を上回る、労働時間は3年連続減:産業動向(2/2 ページ)
建設HRは、国内における建設業の人材市場動向をまとめた2022年3月分のマンスリーレポートを公表した。今月は、建設業における最新の給与動向と労働時間を調査し、独自の視点から分析している。
■就業者数/雇用者数ともに、9カ月連続前年同期比で減少
月次の雇用関連のデータでは、2022年1月の建設業の就業者数と雇用者数の推移をみると、建設業の就業者数は475万人(前年同月比98.3%)、雇用者数は391万人(同97.5%)で、前年同月比でともに9カ月連続で減少した(図表3)。
■新規求人数は、12カ月連続で前年同期比を上回る
公共職業安定所(ハローワーク)における新規求人数は7万6089人(同103.8%)と、前年同月比で14カ月連続で増加した(図表4)。
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