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アットホーム、賃貸物件のオンライン入居申込サービスで新たに1社と連携:導入事例
アットホームは、オンラインで賃貸物件の入居申込が可能な「スマート申込」において、家賃債務保証会社のあんしん保証と新たに連携した。これにより、連携会社は計37社となっている。
アットホームは2022年1月14日、オンラインで賃貸物件の入居申込が可能な「スマート申込」において、家賃債務保証会社のあんしん保証と新たに連携したと発表した。これにより、連携会社は計37社(2021年12月末時点)となっている。
スマート申込は、入居申込者が氏名や住所、勤務先、緊急連絡先といった情報を入力することで、不動産仲介業者や不動産管理会社を通じて家賃債務保証会社までデータを連携でき、スムーズに審査を進められるシステムだ。
同社は、2019年8月に同サービスを開始している。不動産仲介会社は無料で利用できるほか、不動産管理会社に対しても2022年5月末まで初期費用や利用料が無料となるキャンペーンを実施している。
家賃債務保証会社への保証審査の申込にあたっては、これまで手書きの入居申込書類を郵送やFAXでやり取りしていた。不備確認などの負担が生じ、入居申込から審査開始までに時間を要する原因ともなっていた。
特に2020年4月に民法が改正され、連帯保証人の極度額明示が義務化されて以降は、家賃債務保証会社を利用するケースが増加している。これにより、不動産会社の業務負担も大きくなっていた。
同社は今後も家賃債務保証会社との連携拡大に取り組むほか、不動産業界のDXを推し進める。
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