協栄産業、BIM対応建築積算システムや見積書作成システムでサブスク開始:製品動向
協栄産業は、BIM対応建築積算システム「FKS」および、見積書作成システム「KYOEI COMPASS」において、利便性向上を目的に新たにサブスクリプションサービスを開始した。クラウドでのサービス利用も可能となり、BCP対策や、働き方改革が進む中、リモートワークでも活用できる。
協栄産業は、BIM対応建築積算システム「FKS」および、見積書作成システム「KYOEI COMPASS」において、新たにサブスクリプションサービスを開始した。
近年、建設業界では高齢化や人手不足が大きな問題となる中、DXやBIMの活用・推進が一層求められている。同社は1982年に第1期FKSの販売を開始してから市場ニーズに応える製品群の拡張を進め、2018年にBIM対応建築積算システム「FKS SecondStage」を発売し、現在は全国で1500社を超える企業が利用する。
今回のサブスクリプションサービスにより、各企業の積算業務の負荷状況に応じて利用でき、利便性向上する。また、同社クラウドセンターの利用により、クラウドでのサービス利用も可能となる。BCP対策や、働き方改革が進む中、リモートワークでも活用できる。
RC数量積算システム「FKS/RC SecondStage」は、BIM連携により断面リストの自動入力、伏図を自動作図する。平面図から、3次元へ展開し、3Dビューア、断面図、軸組図を表示し、視覚的に確認・編集できる。鉄筋、コンクリート、型枠数量はもちろん、土工事、地業工事の数量も自動算出できる。
仕上数量積算システム「FKS/FN SecondStage」は、BIM連携IFC形式により仕上表、仕上拾い、建具データを自動入力する。PDFの図面をクリックするだけで、部屋形状が出来上がり、面積・周長を自動で積算する。改修工事、大規模修繕の外壁や足場での利用も可能だ。
「KYOEI COMPASS SecondStage」は、値入作業を自動化し、他物件から同一明細単価を自動セット、複数棟や部分別見積も一括値入できる。下見積機能により、見積依頼〜見積回答取込み〜見積比較までを、標準装備する。Excelデータと双方向互換し、Excelの書式や計算式あり・なしなどの設定も可能だ。
FKS/RC SecondStageとFKS/FN SecondStageが、税込月額2万900円、KYOEI COMPASS SecondStageが、税込月額7700円、契約は1年単位となる。
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