UCHIDA FAIR 2022、国産木材を活用した家具やスマホでオフィスの状況が分かるシステム:4タイプの次世代オフィス(3/4 ページ)
国内では、少子高齢化が進行しており、さまざまな企業で生産性の向上が求められている。また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、企業や官公庁でテレワークの導入が進み、オフィスには、照明機器の遠隔操作や作業効率を高める機能、オンラインで利用状況を確かめられる機能が求められている。こういった状況を踏まえて、内田洋行は、解決策となるオフィス製品を2021年11月9〜26日に開いた「UCHIDA FAIR 2022」で披露した。
オンライン配信部屋も設置
4階は、「個々の成果を新たな価値に高めるグループ中心のオフィス」がテーマで、SmartInfill compartmentで作成した中型ブースやオンライン配信ルーム、PullerウォールやPullerスツール、Pullerカートから成る会議スペースを設け、さまざまな環境でミーティングを行えるようにした。
オンライン配信ルームには配信制御システム「codemari webinar」を導入。codemari webinarは、タブレットへのタップ操作でオーディオ・ビジュアル機器を制御する「codemari」を改良したもので、オンライン配信システムをコントロールしやすいようにUIを一新している。特徴は、人物と背景を合成するクロマキー技術を用いた配信に応じ、複雑なスイッチャー制御も専用メニューから簡単に行える点。
また、吸音性の高いブース「Lanaパネル」と天板昇降デスク「OPERNA2」をフロア内に備え、個人作業もしやすくしている。Lanaパネルは、個人あるいはグループでの業務に使えるブースで、会話音声の反射を軽減する吸音素材を装着しているため、オンラインミーティングにも貢献する。種類は高さの異なる2つで、照明と天板などのオプションも組み合わせられる。
OPERNA2は、ワーカーが自由に立ち姿勢で仕事を行える電動昇降デスクで、対面型レイアウトモデル、自由に動かせるキャスター付きモデル、集中席として使えるブースモデルを用意している。
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