大規模再開発「HARUMI FLAG」の分譲住宅631戸に登録申し込み:プロジェクト
「HARUMI FLAG」の住宅分譲街区の売主10社は、2021年11月12〜21日に「SUN VILLAGE」第1期465戸、「SEA VILLAGE」第2期166戸の計631戸の販売を行い、全戸に申し込みがあった。
「HARUMI FLAG」の住宅分譲街区の売主10社は、2021年11月12〜21日に「SUN VILLAGE」第1期465戸、「SEA VILLAGE」第2期166戸の計631戸、価格4990万円から2億2920万円の販売を行った。全戸に申し込みがあり、申込数5546組、平均倍率約8.7倍であった。
地区周囲の3方向は海に囲まれ、レインボーブリッジなどを見渡せる眺望と、中央区、港区など都心6区の平均よりも20平方メートル以上広い専有面積、銀座まで約2.5キロメートルという利便性の高い立地が特色だ。街区内にはサードプレイス(自宅や職場以外の居場所)向けとして51の共用室も備える。
今後は、2022年1月上旬より、次期販売の概要説明と「HARUMI FLAGでかなえられるアフターコロナのライフスタイル」がテーマのトークセッション、そして、SUN VILLAGE第1期2次、PARK VILLAGE第2期の「HARUMI FLAG パビリオン」見学会を開催し、2022年3月中旬から販売開始予定だ。
同開発は、住宅棟23棟5632戸と商業施設の全24棟からなる大規模な街で、多くのエネルギー需要を見込む。また新エネルギーの水素や太陽光などの多重なインフラの複雑なエネルギー管理も求められるため、「HARUMI AI- AEMS」を導入し、スマートシティにより未来の街づくりを進める。
世界的な街づくりの環境認証制度「LEED」の街づくり部門「ND(Neighborhood Development:近隣開発)」の計画認証、「SITES」の予備認証の双方でGOLD認証を取得、環境認証制度「ABINC ADVANCE」の第一号物件として認証を取得、「CASBEE街区」はSランク認証を取得した。2024年3月に予定する分譲街区入居の街びらきに向け、これからの都市生活をけん引する街を目指す。また、SDGsの8つの目標にも貢献する。
HARUMI FLAGは総開発面積 13万3906.26平方メートル、総計画戸数5632戸で、約1万2000人が暮らすPORT VILLAGE、SEA VILLAGE、SUN VILLAGE、PARK VILLAGEの4街区と商業施設からなる。各街区には分譲住宅のほか、賃貸住宅や介護住宅、店舗・保育施設などがある。
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