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駅直結の住宅型有料老人ホームが横浜市で2023年秋に開業、東急不動産ら:プロジェクト
東急不動産は、神奈川県横浜市港北区で、シニア住宅「グランクレール」シリーズとして東急東横線エリア初進出となる「グランクレール綱島」の計画を進めている。
東急不動産と東急イーライフデザインは、横浜市が行っている「新綱島駅周辺地区土地区画整理事業」の一環として、神奈川県横浜市港北区で開発を進めているシニア住宅「グランクレール綱島」が2023年秋に開業することを2021年9月28日に発表した。
隣接する商業施設ともデッキで接続
グランクレール綱島は、東横線「綱島」駅から徒歩2分の場所に位置し交通利便性に優れ、近接する鶴見川では豊かな自然環境を体験できる。また、綱島駅周辺の土地区画整理による都市基盤の整備や地域資源を生かした土地活用に伴い、2022年度下期に開通する東急新横浜線の「新綱島」駅に直結する。
建物は、地下1階/地上12階建てで、1〜3階には生活利便施設が設けられ、4〜12階がグランクレール綱島の専有フロアとなる。総室数は104室で、間取りは1R、1LDK、2LDKを用意し、専有面積は33.92〜83.39平方メートル。さらに、隣接する商業施設ともデッキで接続されるため、生活必需品などを購入しやすい。
グランクレール綱島の概要
グランクレール綱島の建物は、RC造地下1階/地上12階建てで、所在地は神奈川県横浜市港北区綱島東一丁目1167番1他。居住の権利形態は利用権方式で、居室区分は全室個室。
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