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JR西日本不が兵庫県加古川市で延べ3.2万m2の物流施設を開発:プロジェクト
JR西日本不動産開発は、2022年5月の竣工を目指し、兵庫県加古川市平岡町で、物流施設「加古川平岡町NKビル」の開発をスタートした。
JR西日本不動産開発は、兵庫県加古川市平岡町で、物流施設「加古川平岡町NKビル」の建設工事を熊谷組の施工で進めている。
JR神戸線「東加古川駅」から1キロのエリアに建設
加古川平岡町NKビルは、加古川バイパス沿いに位置し、加古川バイパスの出入口「加古川東ランプ」まで1キロで、第二神明道路「明石西インターチェンジ」まで3キロの場所に位置する。幹線道路とのアクセスは良好で、交通利便性に優れる。計画地の周辺には住宅街があり、労働人口が豊富な他、JR神戸線「東加古川駅」からも1キロのエリアにあたり、近隣の雇用を確保しやすい環境にある。
建物は、地上4階建てのマルチテナント型物流施設で、2階部分へ大型車両が直接乗り入れ可能なスロープを設け、最大6テナントが入居できる施設とする。
加古川平岡町NKビルの概要
加古川平岡町NKビルは、S造地上4階建てで、延べ床面積は3万2274.14平方メートル。所在地は兵庫県加古川市平岡町高畑字乾角451番18他で、敷地面積は1万6859.59平方メートル。建物用途は倉庫。設計・監理は熊谷組 関西一級建築士事務所が、施工は熊谷組 関西支店がそれぞれ担当し、竣工は2022年5月を予定している。
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