墨田区で家ナカ時間を楽しめる賃貸マンションが竣工、ターゲットは働く女性:プロジェクト(1/2 ページ)
三井不動産レジデンシャルとマッシュホールディングスは、住宅事業でのコラボレーション第1弾として開発を進めた賃貸マンション「パークアクシス吾妻橋」が竣工したことを公表し、2021年1月8日に入居の募集を開始した。
三井不動産レジデンシャルとマッシュホールディングスは、ともに計画を進めていた賃貸マンション「パークアクシス吾妻橋」が2020年12月24日に竣工したことを2021年1月8日に発表した。
1DKの専有部にはリビングとベッドルームを分ける間仕切り扉を標準設置
働く女性が年々増加傾向にある中、都内に居住している20〜40代の女性も過去5年間にわたり増え続けており、より便利で高品質なマンションの需要が高まっている。さらにコロナ禍の影響により、さまざまな世帯で在宅時間が長くなっており、機能性と快適性を両立する住まいが求められている。
こういったニーズを踏まえて、三井不動産レジデンシャルは、働く女性の充実した家ナカ時間を演出するデザインと入居者の暮らしに付加価値を与えるサービスの実現を目的に、サステナブルな事業やものづくりで得たノウハウを持つマッシュホールディングスと共同でパークアクシス吾妻橋を開発するに至った。
パークアクシス吾妻橋は、両社の連携のもと、マッシュホールディングスのグループ会社であるマッシュホームズが外観や共用部のデザインを監修し、ニューノーマルに対応するモデルルームのコーディネートも担った。
外観は、全体のトーンをベージュとし、1階の軒天(のきてん)には木調素材を用い、優しく温かみがあり、ナチュラルでシンプルな印象を演出した。1階にあるエントランスホールや風除室、メール室といった共用部のデザインコンセプトは、「UNIVERSAL SPACE DESIGN」で、女性をメインターゲットに、利便性や心地良さを追求。
エントランスホールのキーワードは「開放感・安心感」で、サッシ開口を大きく取ることにより、内部から外部へのつながりと、敷地内に配置されたシンボルツリーの緑を感じられるようにした。風除室には透過性のあるガラスブロックを採用し、密室になりやすいメール室はオープンスペースとし、円形のソファを配置して、他人と向き合うことなく適度な距離を保てる空間に仕上げた。
エントランスから住戸までの通路は、高い意匠性を保ちつつ、明るくリラックスしやすい雰囲気の空間とした。専有部は、シンプルかつ使い勝手の良い1DKと2LDKの間取りを用意している。各専有部はセキュリティや機能性を重視した設備を設けている。1DKの専有部は、来客時や在宅ワーク時にON-OFFを分けられるように、リビングとベッドルームを分ける間仕切り扉を標準設置している。
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