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生まれ変わった「AutoCAD」、価格据え置きで“7つの業種別ツールセット”が利用可能にCAD(2/3 ページ)

オートデスクは、これまでの「AutoCAD LT」と同額ながら、作業自動化やAPI連携などを拡充した新たな「AutoCAD」と、AutoCADに7業種のツールセットを加えた「AutoCAD Plus」をリリースした。従来のAutoCAD製品群を2つの製品に再構成することで、ユーザーにとっては、標準的な2D/3Dの設計ツールとして手に取りやすく、今まで以上に多くの機能が使えるようになり、設計作業のスピードアップと効率化が実現する。

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設計業務の「生産性向上」に貢献する3Dモデリングと自動化


オートデスク マーケティング本部 ディレクター 伊藤宏隆氏

 具体的な機能紹介は、マーケティング本部 ディレクター 伊藤宏隆氏が、AutoCADの強みとして「生産性向上」「柔軟性」「信頼性」の3点を挙げて解説した。

 3つのポイントのうち、設計業務の生産性については、「AutoCADと聞くと2次元CADソフトと思われている方がまだ少なくないが、いまやれっきとした3DCADソフトであり、短時間での3Dモデル作成と3Dモデルからの2D図面の生成にも対応している。建設業界で広く使われている点群データとの組み合わせれば、図面上に物理的なオブジェクトを再現して、デジタルツインの3Dモデルも作成可能だ」とした。


生まれ変わった「AutoCAD」「AutoCAD Plus」の3つの特長

2D/3Dの設計をともに効率化する「AutoCAD」

 生産性向上に寄与するもう一つの自動化では、繰り返しの作業をプログラミングせずに記録するだけでトレースする「アクションレコーダー」、またはLISP、VBA、C++などでAutoCAD上にプログラㇺを組むことで、複雑なタスクを一瞬で処理する機能が実装されている。他にも、ユーザーが規定した画層や線種、文字、寸法などのルールに、図面が準じているかを自動でチェックする「CAD標準仕様」、図面や集計表、Excelへのワンコマンドでの「書き出し」、最新バージョンで加わった図面内のブロックやジオメトリを集計する「カウント」といった設計のルーティン作業をオートメーション化する各種機能も用意されている。

 さらに、API連携では、2200社を超えるサードパーティー開発者と900以上のコミュニティーで、AutoCAD専用のアプリケーションが多数公開されているため、ユーザー自身がより作業効率につながるアドオンを加えて、自分に合った作業環境を整えられることも、旧来のAutoCAD LTや他社製品との差別化になっている。


API連携で作業自動化のアドオンを追加することで、一層の作業効率化も図れる

 AutoCAD Plusの業種別ツールセットについては、2〜3業種を別料金のオプションで扱っている他のCADソフトはあるが、7業種をカバーし、製品と一体でパッケージ化して提供いるものは無く、AutoCAD Plusだけの優位性といえる。


「AutoCAD Plus」の業種別ツールセット

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