オンライン商談に対応した住宅プレゼンソフト「ARCHITREND Modelio」、最新版を4月発売:CAD
福井コンピュータアーキテクトは、住宅プレゼンソフト「ARCHITREND Modelio」の最新バージョンをCGレンダリングオプションと併せて、2021年4月21日に同時発売する。
福井コンピュータアーキテクトは2021年4月21日、住宅プレゼンソフト「ARCHITREND Modelio(アーキトレンド モデリオ)」にwithコロナ時代のオンライン商談を支援する機能を搭載した最新版と、高品質CGレンダリングオプション「ARCHITREND Modelio V-style」をともに発売する。
オンライン商談を想定し、GUIや操作性を改善。「まどりっち」とも連携
ARCHITREND Modelio Ver.7は、住宅提案に必要な間取り図やパースが短時間で作成できる住宅プレゼンソフトウェア。最新バージョンでは、withコロナ時代を見据え、オンライン商談を想定したインタフェースをはじめ、操作性の改良、機能追加を行った。
また、同社が無償提供するiPadで間取りが作成できるアプリ「まどりっち」と連携。iPadで描いた間取りは、別途有料オプションのクラウド(3Dカタログ.com)を介して取り込め、非対面での施主とのプラン検討などがスムーズに行えるようになる。3Dカタログ.comは、国内主要メーカーの建材・住宅設備データを網羅しており、制限なく新築やリフォームのプラン制作に活用できる。
一方、ARCHITREND Modelio V-styleは、同社が主力とするCADソフト「ARCHITREND ZERO」のプションで、Chaos Software製の高性能レンダリングエンジン「V-Ray」を搭載したCGレンダリングオプション。空気感のある雰囲気や細かいディテール演出などのフォトリアル品質と簡便な操作性を両立し、訴求力の高いビジュアライゼーションが実現する。
両製品の価格は、ARCHITREND Modelioが1ライセンスで、月額1万円または年額12万円。ARCHITREND Modelio V-styleは、1ライセンスで月額1万円または年額12万円(全て税別)。なお、ARCHITREND Modelio V-styleの利用には、ARCHITREND Modelioの契約が必要となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 導入事例:データ共有クラウドサービスと現場計測アプリで遠隔臨場の出来形確認
福井コンピュータは、三重県の公共工事現場でデータ共有クラウドサービスと現場計測アプリを利用して、現場と発注者事務所で共有しながら非接触・リモート型の出来形の確認を行ったことを発表した。 - CAD:福井コンピュータの土地情報管理システムに「地籍計算」と「地籍CAD」を追加、今夏リリース
福井コンピュータは、土地情報管理システム「Mercury-LAVIS」に、地籍計算と地籍CAD機能を追加した最新版を2021年初夏にリリースする。新バージョンでは、法務省が進める地籍調査(14条地図整備)のD〜H工程にワンパッケージで対応している。 - 製品動向:「TREND-CORE」がICT法面工など新基準へ対応、リモート業務を支援するVRソフトも強化
福井コンピュータは、CIMソフトウェア「TREND-CORE」と建設向けVRソフトウェア「TREND-CORE VR」をバージョンアップした。最新版では、i-ConstructionでICT施工の適用工種となっているICT法面工などの最新基準・要領への対応やVRを活用した複数人での非接触・リモート型業務を可能にする機能拡充を図った。 - BIM:“生産設計BIM”で設計と施工・BIMとCIMを繋ぐ「GLOOBE」最新版、施工BIMを新規追加
国産BIMソフト「GLOOBE」がアップデートし、設計と施工のBIMモデルの連動性を高めるべく、仮設・土工を対象にした施工BIM用の「GLOOBE Construction」のラインアップを新たに追加した。GLOOBE Constructionの土工計画では、BIMとCIMを繋ぎ、点群データの読み込みから、整地・掘削、その先にはICT建機とのデータ連携も実現させている。 - CAD:土地家屋調査士業務支援の新システム「TREND REX」、導入費を軽減
福井コンピュータは、土地家屋調査士業務支援システム「TREND REX」を販売開始。土地家屋調査士の業務全般を支援し、サブスクリプションによる提供で導入コストを軽減、リモートワークにも対応した。 - 製品動向:福井コンピュータ、3D点群処理システム「TREND-POINT」の最新版
福井コンピュータホールディングスは、3D点群処理システム「TREND-POINT(トレンドポイント)」の最新版を2020年9月24日に発売する。i-Construction関連の2020年度基準に対応。 - 現場管理:福井コンピュータが「現場情報共有クラウド」販売開始
福井コンピュータアーキテクトがダイテックの住宅事業者向け現場管理サービス「現場情報共有クラウド」の取り扱いを開始。工程や、写真、図面の一元管理や現場全体のコミュニケーションツールとして活用できるクラウド型建設現場管理サービスだ。 - 施工を“見える化“する3次元体感会:3次元起工測量の効率を高める“ICT現場踏査・照査”活用事例
ドローンによる起工測量などを展開するFCコネクトは、3次元起工測量の前に行う現場踏査や照査などでICTを活用し、測量業務の効率化を進めている。