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調査リポート

新型コロナが建設技術者の転職に与えた影響、「面接中止」が3割弱業界動向(2/2 ページ)

ヒューマンタッチ総研は、新型コロナウイルスの感染拡大が建設技術者の転職活動に与えた影響について、独自の緊急アンケート調査を実施した。

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「面接が中止(延期)」は3割近くに上る

 一方、「面接が中止(延期)された」は27.0%、「希望した企業が採用を中止した」は9.5%、「内定を取り消された」も1.4%と存在しており、建設業界においても企業側に起因する影響を受けた人が多く出始めている。


図表3 転職活動が受けた具体的な影響(複数回答)(n=74) 提供:ヒューマンタッチ総研

 ヒューマンタッチ総研 所長 高本和幸氏(ヒューマンタッチ代表取締役)は、調査結果を受けて、「新型コロナウイルス感染拡大の影響により、転職を希望する建設技術者の3割が転職活動に影響を受けており、転職意欲が低下した人が多く、転職活動を中止した人も出ていることが確認された」と総括。

 今後の見通しについて、「アンケート調査は2020年4月3〜10日の期間で実施したが、4月7日に政府が7都府県を対象区域として緊急事態宣言を出し、同月16日には対象区域が全都道府県に拡大されるという状況変化の中で、先行きに対する不安感が増しており、転職活動を見直す人の比率がさらに高まっていくことも考えられる。企業側、転職希望者ともに今後の動向を注視していく必要がある」とコメントした。


【調査結果のポイント】

・3割超が新型コロナウイルスの感染拡大が転職活動に影響を与えたと回答

・建設技術者からは「転職意欲が低下」、「転職活動を中止」の動きも存在

・「面接が中止(延期)」「希望企業が採用を中止」といった企業側に起因する影響も


<調査の概要>


 調査時期:2020年4月3〜10 日

 調査対象:ヒューマンタッチに登録している建設技術者

 調査手法:インターネットによるアンケート調査

 アンケート回収数:242人


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