三井ショッピングパークららぽーと和泉が開業以来初の大規模改修:プロジェクト
2014年10月に開業した三井ショッピングパーク ららぽーと和泉は、2020年に6周年を迎え、ファミリー向けテーマパークの開業やキッズエリアの改良といった改修が行われ、より親子世帯が楽しめる施設になった。
三井不動産は、大阪府和泉市にある「三井ショッピングパーク ららぽーと和泉」の開業以来初となる大規模リニューアルを行った。
今回のリニューアルでは、「もっと便利で快適に過ごせる“お出かけの場”へ」をコンセプトに、2020年3月19日から4月23日までの期間、39店舗を新規に開業と改装オープンするとともに、2階のキッズゾーンには親子用くつろぎスペース「こもれびHOUSE」を新設し、フードコートのキッズゾーンや屋外のプレイエリア「ポケットパーク」も改修した。
子ども用施設が増加
新たに開業する店舗の中で、ひときわ注目されているのは、ファミリー向けテーマパーク「リトルプラネット」で、最新のデジタル技術を駆使して子どもたちの探究心や創造力を刺激するアトラクションなどを設けている。リトルプラネットの他にも、食品販売店や飲食店、衣料品店などもオープンした。
新設されたこもれびHOUSEは、森の秘密基地をイメージした休憩スペースで、自然光を再現した照明を採用しており、森林浴をしているかのような木漏れ日が降り注ぐ空間を演出している。
一方、フードコートのキッズゾーンは、ピクニックをテーマとした親子向け空間「こもれびガーデン」として改修した。フードコートのフロアに設置された大きな窓から見える自然の景観を生かし、フードコート全体を木目調のデザインにすることで、ナチュラルで落ち着いた空間に仕上げている。さらに、ガーデンテラスのような座席エリアや子供が遊べるサーキットプレイエリアも配置した。
ポケットパークのリニューアルでは、三井ショッピングパーク ららぽーと和泉が位置する泉州エリアから連想した泉州織物や泉のオブジェは残しつつ、既存樹も移植と保存しながら人工芝を広範囲に敷設した。
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