ニュース
防犯・火災・災害で役立つ新機能を搭載、AiSEG2の新バージョンを開発:パナソニックが考える「2020以降の街づくり」(2/4 ページ)
パナソニック ライフソリューションズ社は、火災や災害、防犯用途を中心に機能を追加したHOME IoTの中核機器「AiSEG2」の新バージョンを開発した。
火災時に住居全体の照明を点灯
さらに、新バージョンは、業界初となる専用のIoT住宅用火災警報機との連動で、IoTスイッチ「アドバンスシリーズ(リンクモデル)」を介して、家内の照明を全て点灯できるため、夜間における火災時に、住居からの避難が容易になる。IoT住宅用火災警報機が故障、電池切れなどになった際に、専用アプリに通知する機能も加わる。IoT住宅用火災警報機は2020年度冬にリリースを見込んでおり、価格は未定。
谷口氏は、「これまで、住宅用火災警報器は、夜間に火災が起きた時、アラートを鳴らすとともに、警報器自体が照度の低いライティングで、部屋を照らすことにとどまっており、住人がスムーズに住居から避難が進められないという課題があった。住宅用火災警報器の状態を簡単に調べられないことも問題だった」と解説した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.