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防犯・火災・災害で役立つ新機能を搭載、AiSEG2の新バージョンを開発:パナソニックが考える「2020以降の街づくり」(1/4 ページ)
パナソニック ライフソリューションズ社は、火災や災害、防犯用途を中心に機能を追加したHOME IoTの中核機器「AiSEG2」の新バージョンを開発した。
パナソニック ライフソリューションズ社は2020年2月14日、HOME IoTの中核機器「AiSEG2」をバージョンアップし、2020年3月24日に発売することを発表した。
窓の施解錠をスマホに通知
新バージョンは、HEMS機器では国内初となる専用の窓センサー送信機との連携で、窓の開閉だけでなく、施解錠の確認が行えるようになる。専用アプリを用いることで、スマートフォンでも、鍵の開け閉めを確かめられ、窓が開けられた場合に、アラートを送ることも可能だ。専用の窓センサーは2020年3月24日に販売をスタートする予定で、価格は9800円(税別)。
2020年2月14日に都内で開催された記者発表会で、パナソニック ライフソリューションズ社 エナジーシステム事業部 システム機器ビジネスユニット ビジネスユニット長 谷口尚史氏は、「警察庁の2018年度における資料によれば、窃盗被害は1年で6万2745件起きている。内訳は6割が住人が家にいるケースで、3割が空き巣だ。今回の施解錠チェック機能は、事件件数の多い窃盗被害などを未然に防ぐことを目的に搭載した」と説明した。
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