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「CIM導入には社内の“パラダイムシフト”が必須」、独自の資格制度など八千代エンジが説くAutodesk University Japan 2019(2/4 ページ)

「Autodesk University Japan 2019」の中から、総合建設コンサルタント・八千代エンジニヤリングのセッションをレポートする。同社は、2015年から全社を挙げて、BIM/CIM推進に取り組んできた。講演では、CIM推進室 室長 藤澤泰雄氏がこれまでの歩みを振り返るとともに、CIMの導入に舵を切った5つの理由を示し、目標とすべき技術者像について説いた。

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CIMを導入した5つの理由とは?

 八千代エンジニヤリングの現在までに至るCIM導入の軌跡をみると、製図から3次元設計への転換を図る目的で、2004年に「3次元設計研究会」を設立したのが起点となった。当初はPCのスペック不足やソフトの重い動作などでなかなか浸透しなかったが、2014年にCIM推進室が立ち上がり、徐々に浸透。その後、国土交通省のCIM導入ガイドライン(案)がとりまとめられた時期に、発注者からも3次元設計が求められるようになったことが追い風となり、CIM専用のPCなどを配備して環境を整え、一気にCIM化の道が拓けたという。


2004年当時に抱いていた3次元設計の構想

人を育てる目的で「CIM資格制度」を社内に創設

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