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施設価値を高める空中映像を用いたサイネージや操作ディスプレイを開発:第1回[横浜]統合型リゾート産業展
三菱電機は、施設の付加価値を高める空調映像表示装置を活用したサイネージや操作ディスプレイの開発を進めている。
三菱電機は、「第1回[横浜]統合型リゾート産業展」(会期:2020年1月29〜30日、パシフィコ横浜)に出展し、開発中の大型空中表示サイネージを披露した。
操作ディスプレイにも利用可能
大型空中表示サイネージは、LEDディスプレイから、ビームスプリッターに映像を投影。映像は壁面の再帰反射材に反射され、ビームスプリッターを透過して空中に映し出される。
狭ピッチLEDを光源とすることで、明るく大きな空中映像を実現。空中映像特有のぼやけを改善する信号処理をしているため、視認性も高い。商業施設の案内やアミューズメント向けに展開していくことを予定している。
同様の技術に、測距センサーを加えた「空中タッチ操作ディスプレイ」も会場で紹介された。測距センサーにより、指先の空間位置検出を行い、高精度なタッチ操作を実現する。三菱電機の担当者は、「空中映像は特定の角度でしか認識することが難しい仕様で、のぞき見が困難なため、マンションやオフィスのエントランスに備え付けてあるオートロックに空中タッチ操作ディスプレイを採用すれば、セキュリティ性を高められる。工場内の操作インタフェースにも適用を想定している」と語った。両製品とも、2021年の製品化を目標にしている。
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