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ECHONET Liteに対応したレンジフードを開発、環境センサーも搭載可能Smart Energy Japan2020

富士工業は、ECHONET Liteと無線LAN通信に対応したレンジフードの開発を進めている。

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 富士工業は、「Smart Energy Japan2020(会期:2020年1月29〜31日、東京ビッグサイト)に出展し、2020年秋発売予定のスマートハウス向け通信プロトコル「ECHONET Lite」に対応した新レンジフードをPRした。

人感センサーを搭載し防犯にも貢献

 新レンジフードは、ECHONET Liteに応じているため、HEMS用コントローラーを用いて、住宅設備や家電などとともに、操作することも簡単だ。無線LAN通信もカバーしており、室内の無線LANルーターと連携し、開発中の専用アプリを用いて遠隔操作および使用した電力の見える化などが行える。


ECHONET Liteに対応した新レンジフードのコンセプトモデル

新レンジフードのスイッチ部

 新レンジフードは、人感や温度、湿度、二酸化炭素を検知する環境センサーを搭載可能で、キッチン付近の二酸化炭素をセンサーで感知して、自動換気することも容易だ。レンジフードに人感センサーを取り付けることで、無線LANルーターと連動し、専用アプリで遠隔地にいてもキッチンに人がいるかを確かめられるため、防犯にも役立つ。

 富士工業の担当者は、「従来、ECHONET Liteに対応した換気扇は存在したが、レンジフードはなかったため、この製品には新規性があると考えている。レンジフードや屋内外に装着させた環境センサーで、内外の温度や湿度情報を取得し、遠隔地から専用アプリで確認した上で、室内の温度が高い場合は、換気することで、温度を下げられる」と説明した。

 さらに、「現在、新レンジフードの機能性を高めるために、センサーメーカーなどの協業するパートナーを探している」と続けた。この他、レンジフードに不具合が生じた際には、遠隔地から状態を専用アプリで確認できることや空調機器と連動し、効率的に運用が進められることなどが紹介された。


環境センサーで取得した室内の温度や湿度情報に加え、レンジフードの稼働状況が分かる専用アプリ

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