大阪エリアで自然との調和を目指したマンション「ブランズ桃山台」の開発に着手:プロジェクト
東急不動産ホールディングスは近隣の自然と調和するマンションや緑を取り入れたシェアオフィスなどの開発を進めている。
東急不動産は2020年1月20日、大阪府吹田市で分譲マンション「ブランズ桃山台」の開発に着手したことを公表した。
バルコニーの手すりに熱線反射ガラスを採用
ブランズ桃山台は、SRC造(一部RC造)地上13階建て。所在地が大阪府吹田市桃山台二丁目10番13(地番)。敷地面積が2340平方メートル。戸数に対しての住戸専有面積は64.71〜145.20平方メートル。北大阪急行電鉄「桃山台」駅から徒歩1分という優れたアクセス性を有す。
設計・監理は日建ハウジングシステムが、施工は森本組が担当し、建物管理は東急コミュニティーが担う。2020年1月25日にマンションギャラリーを公開し、販売をスタートする。竣工は2021年2月下旬で、引き渡しは同年3月下旬を予定している。
総戸数は80戸で、全室が南向きで近隣の桃山公園を望める高台に位置し、豊中市や高槻市などを含む大阪・北摂エリアで「駅徒歩1分」「南側に公園が隣接」「全庭南向き」という条件を備えた初の物件になる。
ブランズ桃山台は敷地面積約6ヘクタールの桃山公園と調和する設計になっている。7階以上の部屋には、バルコニーの手すりに熱線反射ガラスを採用し、上層階に空が映るようにするなど、風景に溶け込む外観にしている。また、居住者が自然を楽しみ、落ち着ける内外装にしているという。内部のパークビューラウンジは、「五感を癒やす」をテーマにしており、居住者が公園を眺めながら、飲食などを行えるスペースになっている。
室内の天井が高いことも特徴だという。リビングダイニングの天井高は、10階までが約2600ミリで、11〜12階が約2800ミリ、最上階の13階が約3000ミリになっている。階数によって異なるがサッシの高さも最大3000ミリを実現しており、全体的にゆとりのある空間を構築しているという。
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