ニュース
JR西日本不動産開発が2021年春開業予定の名古屋駅前ホテル建設工事に着手:プロジェクト
JR西日本不動産開発は、名古屋駅前に2021年春開業予定のホテル建設工事に着手した。建設地はJR名古屋駅太閤通口から徒歩5分と、ビジネス・観光の拠点に便利な場所。同社の名古屋エリアにおけるホテル開発は3件目となる。
JR西日本不動産は2019年12月12日、名古屋市中村区におけるホテル開発(名古屋則武NKビル開発)に着手したと発表した。
ホテル開発地は名古屋市中村区則武一丁目801番・802番で、JR名古屋駅太閤通口から徒歩5分とアクセス良好。設計監理は大和ハウス工業名古屋支社流通一級建築士事務所、施工は大和ハウス工業名古屋支社、完成後のホテル運営は全国展開するホテルチェーン、リブ・マックスが担当する。
ホテル概要は、鉄骨造13階建て、敷地面積466.01平方メートル、延べ床面積1998.95平方メートル、客室数102室。
JR西日本不動産の名古屋エリアにおけるホテル開発は、名古屋名駅南NKビル、名古屋栄NKビルに続いて3件目。2027年開業予定のリニア中央新幹線により、東京名古屋間は最速40分でアクセス可能となる。ビジネスや観光目的のビジターの滞在拠点として、同社の本開発への期待も大きい。今後は名古屋エリアの他、JR西日本エリアや首都圏などの主要都市でも開発を進めていく考えだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- イオンモール、新フォーマットのオフィス複合型商業施設1号店を名古屋で計画
イオンモールは「働く人と企業を支えるオフィス複合型商業施設」の1号店として、名古屋駅から北東1キロの地点にオフィス複合型商業施設を出店する。 - 「コートヤード・バイ・マリオット名古屋」が2022年春開業、設計・施工は積水ハウス
130の国や地域で合計6900件以上の宿泊施設を運営するマリオット・インターナショナルは、愛知県名古屋市中区栄1丁目の読売新聞中部支社の跡地に、ホテルブランド「コートヤード・バイ・マリオット」の新規出店を明らかにした。設計・施工は積水ハウスが手掛け、2022年春のオープンを目指す。 - 名古屋駅と一体再開発でリニア開業の2027年に“4線化”、201億円で犬山ホテル建て替えなども計画
名古屋鉄道は、2019年度の設備投資計画を公表した。この中で、開発事業には201億円を投じ、「名鉄犬山ホテル」の建て替えや神宮前東街区で複合施設の建設を計画を示した。また、名鉄名古屋駅を4線化するプロジェクトについても明らかにした。 - 免震構造と従来構造の違いを疑似体験、近鉄不動産の免震タワーマンション・モデルルームで“VR免震体感”
近鉄不動産は、名古屋市の“栄一丁目エリア”で建設を進める免震タワーマンション「(仮称)ローレルタワー名古屋栄」のモデルルームに、同社初の「VR免震体感コーナー」を設置した。椅子型装置と専用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を用いて、リアルな映像・音と横揺れで、地震が発生した際の免震マンションと従来構造との違いを疑似体感することができる。