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イオンモール、新フォーマットのオフィス複合型商業施設1号店を名古屋で計画:プロジェクト
イオンモールは「働く人と企業を支えるオフィス複合型商業施設」の1号店として、名古屋駅から北東1キロの地点にオフィス複合型商業施設を出店する。
イオンモールは2019年4月、名古屋駅から北東1キロの名古屋市西区則武新町に、オフィス複合型商業施設を出店する開発計画「ノリタケの森プロジェクト(仮称)」を発表した。
新施設はイオンモールが従来手掛けてきた商業施設とは異なり、新たな事業フォーマットとなる。働く場とサービス・環境を融合した「働く人と企業を支えるオフィス複合型商業施設」の1号店という位置付けで、2021年秋に開店予定だ。
所在地は、愛知県名古屋市西区則武新町3丁目。敷地面積は約5万7000平方メートル。年間約31万人が訪れるノリタケの森と隣接し、トヨタ産業技術記念館も徒歩圏内だ。2027年のリニア新幹線開業に向けて、今後も周辺で大型開発が見込まれるエリアだという。
プロジェクトの開発コンセプトは「Common Base(コモンベース)」。来街者、都市生活者、オフィスワーカーが自らの暮らしを磨く、モノ・コト・ヒトに出会うことができる名古屋の新しい「生活基盤」を目指す。森を見渡せる飲食店や時間滞在型施設を導入するのに加えて、単身生活者のニーズに応える小商圏向けの商業施設としての機能も併せ持たせる計画だ。
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