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5G/ドローン/ARスマートグラスで点検業務を効率化、実証実験に成功ドローン点検

NTTコムウェアら5社は、5G・ドローン・ARスマートグラスを活用した遠隔ビル外壁点検の実証実験に成功。高速大容量・低遅延な映像伝送によるドローン点検業務の効率化を実現する。

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 TTK、サン電子、エヌ・ティ・ティ・コムウェア、スプラッシュトップ、NTTドコモ東北支社は2019年11月13日、第5世代移動通信方式(5G)を使いドローンやARスマートグラスを活用した遠隔ビル外壁点検の実証実験に成功した。

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実証実験イメージ 出典:NTTコムウェア

 本実証実験では、NTTドコモが5G、サン電子がARスマートグラス「AceReal One」、NTTコムウェアがドローン情報取得ソフトウェア「KnowledgeMap xR」、スプラッシュトップがクラウド型リモートデスクトップサービス「Splashtop」を提供した。これらを組み合わせることで、作業現場におけるドローンカメラ映像や各種飛行データ、ドローンを操縦する点検作業者視点からの映像を遠隔地の管制センターへリアルタイム送信し、それらの情報を基に管制センターから作業現場への指示や各種マニュアルのAceReal One画面上への表示を行った。

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作業現場でのドローンを操縦する点検作業者 出典:NTTコムウェア

 ドローンでの点検業務を実施するには、ドローンの操縦技術と点検作業の熟練のノウハウが必要とされるが、これら両方のスキルを持つ人材は少なく、担当者が作業現場に赴くためコスト面での課題や、高齢化による退職により点検熟練者が不足しているため、点検業務における後継者の育成も課題であった。

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管制センターでの遠隔支援 出典:NTTコムウェア

 遠隔での点検業務支援が可能となることで、作業現場への移動時間の削減や、熟練者による複数現場の並行対応による効率的なノウハウ継承などへ寄与できると考えられる。

 今後も各社は、5Gのさまざまな利用シーン創出や社会課題の解決につながるソリューションの実現を目指していく。

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