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通知だけでなく施解錠も可能に、戸締り安心システム「ミモット」に新機能CEATEC 2019

YKK APは、戸締り安心システム「ミモット」に、IoTドアと電動シャッターの施解錠やスマートスピーカーとの連携といった機能を拡充した。

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 YKK APは、「CEATEC 2019」(会期:2019年10月15〜18日、幕張メッセ)で、戸締り安心システム「ミモット」の新機能として、遠隔地からのIoTドアや電動シャッターの施解錠やスマートスピーカーとの連携を披露した。

Amazon EchoのAlexaに対応

 ミモットは2019年4月に発売された製品で、センサーや受信器、ルーター、モデム、専用クラウドサーバで構成された戸締りの確認システム。センサーを取り付けたドアや窓が開け閉めされた場合、センサーが反応し、クラウドを介してスマートフォン上の専用アプリに通知する。

 さらに、住人の名前を登録したスマートコントロールキーでIoTドアを開ければ、離れた場所にいても、スマートフォンに、誰が帰宅したかが通知される。


戸締り安心システム「ミモット」

 今回、追加された新機能の施解錠は、IoTプラットフォーム事業を展開するグラモの環境センサーを搭載したコントローラー「i Remocon」を用いることで実現。i Remoconは、専用クラウドサーバを通して、スマートフォンの専用アプリで住宅設備の制御が行える。


i Remoconの専用アプリにおける玄関ドアや電動シャッターの施解錠画面

 YKK APの担当者は、「ホームIoT“i Remocon”とミモットが連動することで、これまでのドアや窓の状況を利用者に伝えられる機能に加え、外出先で施解錠が進められるようになった。将来的には、i Remoconの能力を生かし、家電もコントロールするシステムにしていく」と語った。


i RemoconやAmazon Echoがミモットのシステムに加わる

 スマートスピーカー「Amazon Echo」のAI「Alexa」と互換性を持たせることも披露された。これにより、音声で窓やドアの開閉状態をユーザーに伝えられる上、発声での操作にも対応する。両機能は2020年度中の実装を予定しており、価格や詳しい仕様などは未定としている。

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