「LIXILショールーム東京」が全面リニューアル、AR/VR体験でリフォーム後をイメージ
LIXILは、東京都新宿区の「LIXILショールーム東京」を全面リニューアルした。多数の商品を疑似体験できる「AR・VRコーナー」を新設し、来館者はリフォームされたキッチンやドア、バスルームなどを3次元モデルで分かりやすくイメージすることができる。
LIXILは、旗艦ショールームの「LIXILショールーム東京」をリニューアルし、リフォームを中心としたコンテンツを充実させ、住まいの総合ショールームにした。
新ショールームは、“リフォーム後の姿をもっとイメージしたい”というエンドユーザーの声に応える形で、3Dでリフォーム後のイメージを確認できる「AR・VRコーナー」を設置。商品設置後のイメージを3次元で仮想体験することで、商品をより身近に感じ、具体的な居住空間のイメージがつかめるショールームとなっている。
展示品では、首都圏のトレンドとなっている“マンションリフォーム”を強化。マンションのリフォームは、給水・排水の配管、壁や梁(はり)など、戸建てに比べて制約が多く、改修工事時に当たっては注意を要する。壊せない壁の有効利用や梁などの回避方法、利用できない空間を活用するやり方など、「マンションリフォームあるある」として解決方法を空間展示で提案している。
展示商品の前には、動画説明が閲覧できるタブレットも設置し、気軽に知りたい情報を自由に検索。帰宅後も、インターネット上で展示商品の360度写真により、商品を再確認することができる。
さらに、建材や家電をIoTでつなぐ、LIXILのホームリンクシステム「Life Assist(ライフアシスト)」を使った便利さ、快適さ、安全性を体感する「IoTコーナー」も併設。実際に音声認識端末を通して、エアコンや照明の制御、電動シャッターの開け閉めなどが行える。
LIXILショールーム東京の場所は、東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー6F/7F。営業時間は午前10時〜午後5時、休館日は毎週水曜日。展示面積は5280平方メートル。
主な展示商品は、キッチン27台、バスルーム22台、トイレ24台、洗面化粧台25台、窓、玄関ドア、タイル、外壁材、エクステリアなど。
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