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大和ハウス、一棟まるごとリノベーションマンションを販売開始:リノベ
大和ハウス工業は、大阪府茨木市で同社初の一棟まるごとリノベーションとなる地上8階建て、総戸数34戸の分譲マンション「リブネスモア茨木」の第1期分譲を開始した。
大和ハウス工業は、同社初という「一棟まるごとリノベーション」について発表。大阪府茨木市内で、地上8階建て、総戸数34戸の分譲マンション「リブネスモア茨木」を開発し、2019年7月20日から顧客へのモデルルームの案内を開始。2019年7月27日から第1期の分譲を開始した。近隣に教育施設や商業施設がそろう阪急京都駅「茨木市駅」から徒歩6分に立地する。
1998年2月から、大手保険会社の社宅として利用していた地上8階建て、総戸数33戸の建物を、専有部分の各住戸からエントランス、エレベーター、外装、駐車場など共有部分まで大規模修繕した。利便性やセキュリティの向上を目的として、エントランスのバリアフリー化や宅配ボックス、オートロックの設置を実施。補修においては、既存住宅性能評価書を取得した。同物件は、2019年9月中旬に引渡しおよび入居開始、第2期分譲開始を予定している。
大和ハウス工業は、今後も分譲マンションや社宅、寮などを買取り、付加価値をつけて物件を売却する買取再販事業を進め、2021年度には売上高150億円、年間300戸の配給を目指すとしている。
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