ニュース
建機マケプレ「ALLSTOCKER」運営企業SORABITOに住友商事が約5億円を出資:産業動向
住友商事は、建機オンラインマーケットプレイス「ALLSTOCKER」を運営するSORABITOの第三者割当を引き受け、総額約5億円の出資を行ったと発表。
住友商事は2019年5月13日、建機オンラインマーケットプレイス「ALLSTOCKER」を企画および運営するSORABITOに対して総額約5億円の出資を行った。SORABITOの第三者割当増資を引き受けたもので、同社による第三者割当増資は2015年9月に続き2度目の実施となる。
SORABITOは建機保有者の間に立ち、問題解決や業界活性化に取り組むITソリューション企業。同社が運営する「ALLSTOCKER」は中古建機売買のプラットフォームで、常時開催の「ALLSTOCKERマーケット」、定期開催の「ALLSTOCKERオークション」などを展開する。
建機のレンタル・販売・サービス事業を世界規模で展開する住友商事は、「ALLSTOCKER」を運営するSORABITOとの資本業務提携を深めることで、建機業界を活性化させる新サービスの展開や課題解決を支援し、社会インフラの整備や経済発展に貢献したい考えだ。
住友商事は「社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)」を掲げ、事業戦略の策定などの目安としている。今回の出資事業は、同マテリアリティの中の「地域と産業の発展への貢献」および「多様なアクセスの構築」に資する事業と位置付ける。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 休眠建機とユーザーをWebでマッチング、「建機シェアリングサービス」をヤンマーがなぜトルコで始めたか?
ヤンマーは、トルコ共和国イズミール州でテスト運用を行っていた建機シェアリングサービス「MakinaGetir(マキナゲテル)」を、2019年度より順次サービスを追加して、総合サービスを目指して、トルコ国内で本格運用をスタートさせる。 - 国内分譲マンションで“最高層235m”の「西新宿三丁目再開発」が始動、初台駅と歩行者デッキで接続
野村不動産や住友商事、東京建物、前田建設工業らが、京王線「初台」駅すぐそばの西新宿三丁目で計画中の再開発プロジェクトが本格的に始動した。建物高さ235mと65階建ては、日本の分譲マンションでは最高層・最高階数となる見込み。工事は2029年度の完成を目指し、2022年度に着工する予定。 - 「建築機械レンタルは無限の可能性」 アクティオが50周年で“ICTとAI活用”を掲げる
建設機械レンタル大手のアクティオは、設立50周年を記念して新たな一歩を踏み出した。これまで副社長だった小沼直人氏が社長兼COOに就任。ICTとAI(人工知能)を積極的に活用することで、現在のグループ売上高3000億円の規模を4000億円まで拡大する狙いだ。 - 建設ICT市場の成長を目指す「アクティオ版i-Construction」、ICT土工体験会から探る
建設機械レンタル大手のアクティオは2018年11月30日、ICT建機やドローン測量など、アクティオが提供する建設向けICT製品群を一堂に集めた体験会「i-Constructionプレスセミナー」をアクティオ千葉トレーニングセンターで開催した。