ニュース
三菱地所の次世代自動運搬ロボット実証実験、スマートシティーを加速:LiDARのマッピングで屋内外走行を実現(2/2 ページ)
三菱地所はスマートシティー実現に向けた動きを加速させている。2019年5月、都内で米国マーブル製自動運搬ロボット「Marble(マーブル)」の自律走行実験をオフィス街の3つのコースで実施。加えて、ロボットを用いたスマートシティーの将来構想について説明した。
走行中に人が飛び出してきたら? 自動運搬ロボットを動画で見る
走行中に人がロボットの前へ飛び出してきた場合も速やかに停止
丸の内オフィス街での自律走行実証実験
自動ドアが開くのを待ってビル内に入っていく様子
ロボットのボックス内に荷物を入れる様子
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 三菱地所が立命館大キャンパスで日本初の運搬ロボ「Marble」など導入し、2020年に社会実装目指す
三菱地所と立命館大学は、戦略的DX(デジタルトランスフォーメーション)のパートナーシップ協定を締結した。三菱地所のオフィスビルや商業施設で実証実験を進めている清掃/警備/運搬のロボットを次の段階として、広大な敷地を有する立命館大学の「大阪いばらきキャンパス」などに導入。経済産業省ロボット政策室との協議も含め、産官学でロボットの社会実装を目指す。 - 本社ビルの実証・実演で判明した三菱地所がビル管理業務に“ロボット”を導入した理由
三菱地所は2019年1月22日、本社が入る東京・大手町の「大手町パークビル」で、清掃ロボットや警備ロボットなどの実演デモや実証実験を行った。 - 清水建設が新大阪のホテル建設で、3種のロボットと水平スライドクレーンを導入
清水建設は、新大阪で建設を進めている高層ホテルの現場に、次世代建築生産システム「Shimz Smart Site(シミズ・スマート・サイト)」を初適用し、作業員と一緒になって自律的に稼働するロボットを導入した。2019年から首都圏でも水平展開するとともに、ロボット開発を推進して適用工種の拡大を図っていくという。 - 人とロボットの協業を実現、清水建設が工事を70%省人化へ
清水建設は、複数の自律型ロボットと人が協調しながら建設工事を進めるシステム「シミズ スマート サイト」を構築し、2018年早々に関西での高層ビル案件に適用する。ロボットを適用する工種において70%以上の省人化を目指すという。 - ビルメンロボットの普及組織創立、初代会長企業にアクティオ
ロボットメーカーなど14社で構成された日本ビルメンロボット協議会が2018年7月5日、発足した。初代会長企業にはアクティオが就き、今後はビルメンテナンス分野でロボットの普及と導入の拡大を図っていく。