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荒木組、堤防工事で建設用3Dプリンタ活用 階段の施工を12日から2日に短縮:デジタルファブリケーション
荒木組は、岡山県岡山市の「令和7年度旭川内山下堤防整備工事」で、建設用3Dプリンタで造形した階段を使用した施工を実施する。従来工法と比べて施工期間を12日から2日に短縮する計画だ。
荒木組は2026年10月2日、岡山県岡山市の「令和7年度旭川内山下堤防整備工事」で、建設用3Dプリンタで造形した階段を使用した施工を実施すると発表した。従来工法と比べて施工期間を12日から2日に短縮する計画で、省人化と品質確保の両立を図る。
堤防整備工事において従来の現場打ちコンクリート工法で階段を施行する場合、現場で型枠を組み立て、コンクリートを打設した後、養生期間を経て型枠を取り外すなど、複数の工程と人員が必要となる。
今回採用する建設用3Dプリンタ工法では、事前に作成した3Dデータを基に階段を造形し、完成した部材を現場に搬入して設置する。複雑な形状の型枠を組み立てる工程などを省くことで、現場作業と必要な人員の削減につなげる。
工法の選定に当たっては、工期短縮や省人化に加え、構造物として必要な品質を確保できることを前提としている。
建設業では慢性的な担い手不足や技術継承が課題となっており、品質を確保しながら限られた人員で効率的に施工できる現場づくりが求められている。荒木組は新技術の導入自体を目的とするのではなく、現場ごとの条件に応じて品質や施工性、コストなどを比較し、適切な施工方法を選択する方針を掲げている。
今回の階段施工でも、実際の工事で建設用3Dプリンタを活用しながら効果と課題を検証し、今後の活用につなげることで、品質を確保しながら少ない人員で効率的に施工できる現場づくりを進める。
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