Archicadユーザー会「USERFEST2026」レポート 実行委員が語ったBIM仲間の輪を広げるコツ:BIMイベントレポート(1/2 ページ)
グラフィソフトジャパンのユーザー会「USERFEST2026」が開催された。300人以上のArchicadユーザーが集い、BIMモデリングやAI活用に関する多様なセッションを繰り広げ、活発に交流した。ユーザー同士が教え合い、刺激し合う「仲間づくり」の祭典を詳報する。
グラフィソフトのBIMソフトウェア「Archicad」ユーザーのためのイベント「USERFEST(ユーザーフェスト)2026」が2026年6月、東京都立産業貿易センター「浜松町館」で開催。2019年に福岡でスタートした本イベントは、今回が規模としては最大となり、北は北海道、南は沖縄まで全国から300人以上のArchicadユーザーが集結した。
主催を担うのは、日常的にArchicadを活用するユーザーから成る実行委員会のメンバーたち。本記事では、イベントの開幕に当たってのあいさつと多彩なセッションの概要、そして実行委員のコアメンバー3人へのインタビューを通じて、イベントの熱気と意義をレポートする。
Archicadユーザーによるユーザーのための祭典
イベントの幕開けで実行委員長を務めた松井建設の多田幸弘氏は、「2026年のUSERFESTは、自己革新を可能にする集団的なつながりの場“フォースプレース”を体現している」と説明した。
会場には、聴衆との距離が近いセッションを複数に同時展開するレクチャーテーブルやトークテーブル、モデリングチャレンジのコーナー、参加者が自由に交流できるサロンを設けた。「楽しく学んで、語り合って、同じ方向を向いた仲間をたくさん作り、明日へのステップアップとしよう」と、参加者へ呼びかけた。
グラフィソフトジャパン 代表取締役社長のトロム・ペーテル氏が登場し、「本年はGraphisoftの日本での活動30周年という節目に当たる。2026年4月には、“BIM図面審査”が始まり、その第1号となるプロジェクトでArchicadが使われたことは喜ばしいトピックスだ」と言及した。
また、2026年10月にリリースする「Archicad 30」について、「当社のミッションは単なる効率化ツールではなく、皆さんのクリエイティビティーを発揮し、楽しく使える製品を提供することにある。USERFESTで皆さんの熱量に触れることが、私たちの原動力になっている」と語り、会場を沸かせた。
副実行委員長を務める熊谷組の遠藤元樹氏と、山九の冨永麻里氏も挨拶。遠藤氏は「これまで話しかけたことのない方にも、『興味あるんですか』と積極的に話しかけてほしい」と促した。冨永氏は「普段孤独にArchicadに取り組んでいる方も、熱狂的に取り組んでいる方も、互いの知見を共有して刺激を受け、明日からの業務を楽しいものとしてもらいたい」と、仲間づくりの意義を強調した。
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