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光をプログラミングで“創る”IoT照明「ILLUMME」9月発売 初弾で高専のSTEAM教育に活用LED照明(1/3 ページ)

パナソニック エレクトリックワークスは2026年9月、光の色や動きをプログラミングできるIoT照明「ILLUMME(イリューム)」を発売した。まずは高専などの教育現場で、正解のないアート型STEAM教育に活用し、子どもたちの創造性を育成する。将来はカラー照明が暮らしに浸透する新たな市場創出を目指す。

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 パナソニック エレクトリックワークス(パナソニックEW)のソリューション開発本部 ライティング開発センター(LDC)は2026年9月から販売を開始するIoT照明「ILLUMME(イリューム)」の説明会を大阪府門真市の本社で開催した。

 ILLUMMEは、光とプログラミングを組み合わせた照明だ。当面は、学校などの教育現場での活用を想定している。その背景には、理工系人材の裾野をどう広げるかという課題がある。近年、日本の若者は数学や科学の分野で高い知識を持つが、進路として理工系分野の仕事を身近に感じる機会が十分とはいえない。パナソニックEWは、理系に親しみを覚える「創造的な成功体験」を増やすことが必要だとして、ILLUMMEをそのきっかけの一つに位置付ける。

光を“創る”IoT照明「ILLUMME」

 ILLUMMEは、直径約55ミリの球体に20個のRGB LEDを搭載し、360度方向に均一に発光するIoT照明だ。Scratchをベースとしたブロックプログラミングを採用し、画面上でブロックを組み合わせながら、光の色や動きを制御する。

プログラムで自在に色を操れるIoT照明「ILLUMME」。プログラムによって緑色に点灯
プログラムで自在に色を操れるIoT照明「ILLUMME」。プログラムによって緑色に点灯 写真は全て筆者撮影
「ILLUMME」を操作するブロックプログラムの画面。ブロックを積み上げるだけで、自由に光を表現
「ILLUMME」を操作するブロックプログラムの画面。ブロックを積み上げるだけで、自由に光を表現
パナソニック エレクトリックワークス ソリューション開発本部 ライティング開発センター 技術戦略部 新価値共創企画課 植田真矢氏
パナソニック エレクトリックワークス ソリューション開発本部 ライティング開発センター 技術戦略部 新価値共創企画課 植田真矢氏

 開発を担当した植田真矢氏は、これまでの照明は「光の主語がプロだった」と説明。プロが主体となって調光操作卓を使って演出し、ライトアップや舞台照明を一般の人が鑑賞するだけという関係だ。そこで、制御のユーザーインタフェースや光を扱う機会をもっと手軽にし、「誰でも光を簡単につくって楽しめるものにする」ことがILLUMMEの目指す世界だ。

 ILLUMMEでは、何を、どう光で表現するかを利用者自身が考える。例えば、「ワクワクした感情」を色や光の変化で表したり、夏休みの体験を光に置き換えたりするといった具合だ。パナソニックEWはILLUMMEを「アートに特化したIoT照明」と位置付け、これまでに針金や綿などと組み合わせ、光を使ったアート作品を制作するワークショップも行ってきた。

ILLUMMEの概要
ILLUMMEの概要 提供:出典:パナソニック エレクトリックワークス

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