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光と音が織りなす「空間美術館」が大阪・森之宮に誕生 アート起点で新たな街づくりへプロジェクト(1/2 ページ)

UR都市機構の「UR森之宮ビル」内に、光や空間そのものを全身で感じる世界初の「空間美術館」がオープンした。近隣の住民や学生らが運営スタッフとして参画し、地域と来館者の交流を通じて新たな街の魅力発信につなげる。

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 都市再生機構(UR都市機構)が保有する大阪府大阪市城東区森之宮の「UR森之宮ビル」1階に、地域の新たなランドマークとなる「空間美術館-大阪(Museum of Spatial Art OSAKA)」が2026年8月1日にオープンした。

 光と空間を用いたライトアートで世界的に著名な千田泰広氏の作品を展示し、静寂の中で音と光による独自の空間体験を楽しめる。

 美術館のスタッフは制作段階から携わった地域住民や大阪公立大学の学生らが務め、来館者とのつながりを通じて新たな街づくりにつなげる。

 ビル内にあるUR都市機構と、大阪公立大学を運営する公立大学法人大阪が管理/運営するシェアスペース「ほとりで」内に設置し、新たな地域交流施設として多くの注目が集まっている。

入口となるシェアスペース「ほとりで」
入口となるシェアスペース「ほとりで」 写真は全て筆者撮影

音と光を調和させた空間芸術で未体験の感覚を楽しむ

 空間美術館はラウンジと、4つの展示室で構成され、中規模作品3点と小さな作品7点を陳列している。

 来館者はラウンジでヘッドフォンを受け取り、千田氏の作品に協力してきた宮木朝子氏の落ち着いたエレクトロニカミュージックとともに作品を鑑賞する。

来館者はラウンジでヘッドフォンを受け取り、展示スペースへ向かう
来館者はラウンジでヘッドフォンを受け取り、展示スペースへ向かう

 館内にある作品は、張りめぐらされた糸とそれらを照らすプロジェクターの光が交差し、美しい空間を生み出す「アナレンマ」、糸と青い光で波のイメージを想起させる「アフティリアル2」、暗闇に浮かぶ星の光を想起させる「ミュルクヴィズ」、手作業でひねって伸ばされたガラスの棒を立体的に組んで模様を描く「スペクトラム」などがある。

美術館に入ると、ライトに照らされた光で日常とは違う空間に没入できる
美術館に入ると、ライトに照らされた光で日常とは違う空間に没入できる
展示室内の扉を開けると、すぐに糸と光に満ちた美しい空間に包まれる
展示室内の扉を開けると、すぐに糸と光に満ちた美しい空間に包まれる

 どの作品も鑑賞者が抱くイメージに委ね、忙しい日常を離れて、ゆっくりと新しい感覚に浸ることをコンセプトとしている。

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