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インターフォンにAI感染症予測が届く パナソニックEWの「まちベル」が進化スマートホーム(1/2 ページ)

パナソニック エレクトリックワークスは、マンションのインターフォンを配信デバイスに活用した暮らし情報サービス「まちベル」で、AIによる感染症流行予測コンテンツの配信実証を開始する。居住者の健康意識を高め、行動変容を促すことで、より健やかなマンションライフにつなげる。

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 パナソニック エレクトリックワークス(以下、パナソニックEW)は、マンションのインターフォンを活用した暮らし情報サービス「まちベル」で、感染症流行予測コンテンツの配信実証を2026年7月1日から開始した。居住者は外出前や帰宅後などの日常生活の中で、感染症の流行をあらかじめ知り、早期対策を講じられるようになる。

東北大とジェイ・シスが共同開発した感染症流行のAI予測

 新型コロナウイルスの流行以降、社会全体の感染症に対する関心は高まり続けている。インフルエンザなども従来の季節性を超え、年間を通じた備えが求められる時代となった。

 こうした情勢の変化を受け、パナソニックEWは、東北大学大学院 医学系研究科 教授の黒澤一氏とジェイ・シス(Jsys)が共同開発したAIによる感染症の流行予測情報をまちベルの新たなコンテンツとして採用した。

パナソニック エレクトリックワークス 配線システムコミュニケーションビジネスユニット システムコミュニケーション企画部 サービス企画課 井田ほのか氏
パナソニック エレクトリックワークス 配線システムコミュニケーションビジネスユニット システムコミュニケーション企画部 サービス企画課 井田ほのか氏 筆者撮影

 まちベルは「インターフォンからはじまる、まちと暮らしの新発見」をコンセプトに、居住者へ地域情報や生活情報、広告を届ける暮らし情報サービス。導入メリットとしては、居住者の生活利便性の向上、不動産デベロッパーや管理会社にとっては物件価値アップ、広告主は生活に直結したメディアへの出稿と、三者三様に付加価値をもたらす。2024年4月の正式リリース以降、2026年6月時点で首都圏を中心に累計9棟、約4500世帯への導入実績があるという。

 パナソニックEW 井田ほのか氏は、「まちベルの最大の特長は、インターフォンという生活インフラを活用している点にある。最新機種のclouge(クラウジュ)を専用端末とし、子供から高齢者まで全世代が使いやすいUI/UXだ。利用者の約88%はファミリー世帯で、スマートフォンと違い、家族全員が共有する生活動線上の端末なので、自然と情報に接することができる」とデータを示して説明した。

インターフォンをメディアにした「まちベル」ならではの強み
インターフォンをメディアにした「まちベル」ならではの強み 提供:パナソニック エレクトリックワークス
パナソニック エレクトリックワークスの最新インターフォン「clouge」
パナソニック エレクトリックワークスの最新インターフォン「clouge」 提供:パナソニック エレクトリックワークス

 新コンテンツの感染症予測については、「ファミリー世帯にとっては、保育園や学校を介した家庭内感染が問題となっている。特に高齢者は、感染症の重症化リスクが高く、厚生労働省によればインフルエンザ死亡者の約9割が65歳以上となっている。そのため、日常的な予防意識が欠かせない」と背景を語った。

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