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日立建機が2027年に「ランドクロス」へ ICT施工や電動化、自動化で“機械の先”提案第8回 国際 建設・測量展(2/3 ページ)

日立建機グループは「CSPI2026」で、2027年4月に刷新する新ブランド「LANDCROS」の方向性を示した。施工データと建機をつなぐデジタルツインサービス、いすゞと開発中の電動建機、遠隔化/自動化施工などを披露し、建機メーカーの枠を超え、現場の課題を解決する「ソリューションプロバイダー」としての姿勢を打ち出した。

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メーカーを超えて建機をつなぐ「LANDCROS Connect」

 LANDCROS Connectは日立建機製に限らず、他社製も一元管理するフリートマネジメントシステムだ。

 画面上では、複数現場に配置された機械の位置や稼働状況、アイドリング時間、アラームなどを一覧できる。現場別に稼働率を比べ、稼働の少ない機械を別の現場へ移すといった経営判断の材料にも使える。燃料消費量やCO2排出量も確認でき、保有機械の運用と環境負荷を同じ画面で捉えられる。

ダッシュボード画面
ダッシュボード画面
LANDCROS Connectで一元管理できる他社製を含む建機の例
LANDCROS Connectで一元管理できる他社製を含む建機の例

 日立建機製のマシンでは、遠隔監視サービス「ConSite(コンサイト)」とも連携し、異常発生時の対処や部品確認を支援する。メーカーごとに分かれていた管理情報を一元化し、個々の管理から、保有資産全体の最適化へと視野を広げる。

他社製を含む建設機械を一元管理する「LANDCROS Connect」の説明パネル
他社製を含む建設機械を一元管理する「LANDCROS Connect」の説明パネル

電動建機の現場導入を支える「ZE85」と「Go-ENE」

 電動化を推進するGX建機のエリアでは、電源ケーブルをつないだバッテリー駆動式油圧ショベル「ZE85」と、九州電力と共同開発した可搬式充電設備「Go-ENE」が並んだ。

 ZE85は、バッテリーとケーブル給電の双方に対応する2WAY方式を採用した建機で、エンジン機と同等の性能を確保しながら、稼働時に排出ガスを出さず、騒音も抑える。平均稼働時間は5.5時間で、普通充電(400V、63A、44kW)では約105分でフル充電できる。

バッテリーとケーブル給電の双方に対応する油圧ショベル「ZE85」
バッテリーとケーブル給電の双方に対応する油圧ショベル「ZE85」

 Go-ENEは、電力供給に制約を受ける現場でも、急速充電や最大消費電力を抑えるピークシェービングを可能にする設備だ。電動建機そのものだけでなく、充電や電力管理でも現場導入を支える。

可搬式充電設備「Go-ENE TYPE-A(ライトスペック版)」。2026年6月1日に販売を開始した、既存の大容量モデル「TYPE-B」より、容量やサイズ、重さを抑えた新モデル
可搬式充電設備「Go-ENE TYPE-A(ライトスペック版)」。2026年6月1日に販売を開始した、既存の大容量モデル「TYPE-B」より、容量やサイズ、重さを抑えた新モデル
会場では、Go-ENEから給電しながらZE85を稼働させた
会場では、Go-ENEから給電しながらZE85を稼働させた

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