酷暑や粉塵もクリア 点群やBIMを現場で安定操作できる台湾の“タフネス”PC:Japan Drone 2026(1/2 ページ)
日本ノヴァシステムは、「Japan Drone 2026」で、台湾Getac製のRugged(堅牢)PCやタブレットを展示したMIL規格に準拠した耐衝撃性やIP66の防塵/防水性能、強力な耐熱性能を備え、過酷な建設現場でのドローン点検やBIM活用を支えるデバイスとしてアピールした。
建設業界で、ドローン点検やBIMの活用、建機の自動運転といった新たなデジタル技術の活用が急速に進展している。しかし、現場で運用する際に「デバイスの脆弱性」が大きな障壁となることが多い。建設現場では、天候や振動、粉塵といった過酷な環境でも稼働する堅牢さが求められる。
しかし、一般的なノートPCやタブレットは、現場の厳しい環境に対応できない。オフィス内での使用を想定している汎用PCでは、夏の直射日光による高温に耐えられず、動作停止や故障を招いてしまう。
こうした課題に対し、防衛産業や公共分野で世界的に採用されているのが、台湾に本社を置くGetac(ジータック)の「Rugged(堅牢)PC」だ。国内総代理店の日本ノヴァシステムは、「Japan Drone 2026」(会期:2026年6月3〜5日、幕張メッセ)に出展し、堅牢性を誇るPCやタブレットをPRした。
軍用規格を凌駕するタフネスと、現場の「止まらない」を支える独自保証
Getacの製品が他の「頑丈なパソコン」と一線を画す最大の理由は、その徹底した設計思想にある。多くの製品が一般的な筐体を補強して作られるのに対し、Getacはマグネシウム合金を用いた独自の筐体をベースに開発している。その実力は、米国国防総省規格「MIL-STD-810H」の多項目にわたる厳格な試験をクリアしていることからも証明されている。
1.8メートルの高さからの落下試験やIP66(一部モデルはIP65)に準拠した最高レベルの防塵/防水性能を備える。さらに、動作温度範囲では−29〜+63度に対応。酷暑の屋外作業で一般的なPCが「固まってしまう」環境でも、安定したパフォーマンスを発揮する。日本ノヴァシステムのスタッフは、「トラクターの自動運転で、他社製品が熱や振動で停止してしまう環境下でも、Getacの製品だけは止まらなかった」と、その性能の高さを裏付ける一例を挙げた。
堅牢な設計に加え、日本国内でのサポートも手厚い。Getacの全製品には、3年間の保証が標準で付帯する。いわゆる「Bumper-to-Bumper保証」で、不注意による落下や液晶の破損といった“過失”に起因する故障までが対象となる。
Getac製品の故障修理は国内の工場で行われるため、海外メーカーにありがちな「修理に数カ月を要する」といったダウンタイムのリスクも最小限に抑えられる。
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