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6割が「将来実家が空き家に」と予測! 他が断る“ワケあり空き家”を買い取るネクスウィルの戦略:空き家問題(3/4 ページ)
新生活で実家を離れた人の約6割が「将来実家が空き家になる」と回答――。大相続時代を迎え“実家じまい”が社会課題化する中、空き家不動産スタートアップのネクスウィルが、独自の買取サービスや自治体連携、「水戸ホーリーホック」などスポーツチームとの協働による解決策を提示した。
“実家じまい”の課題に対応する3つの事業
勉強会の後半では、前半で整理した“実家じまい”の課題を踏まえ、ネクスウィルの各種事業を紹介した。
中核となるのが、不動産買取サービス「ワケガイ」だ。「困った家、買います」をコンセプトに、買取から再流通までを一貫して担い、所有者の負担軽減を図る。残置物が残ったままの物件、共有状態で権利関係が複雑な物件、再建築不可物件、事故物件など、従来は地元の不動産会社では扱いにくかった物件にも対応し、これまでに累計1000件以上を買い取ってきた。
丸岡氏によると、未登記建物や市街化調整区域にある建物でも買い取り可能な場合があるという。躯体(くたい)の傷みが激しく、解体を検討していても、近年は解体費の高騰で処分が進まないケースがあり、「まるごと買い取ることで、そうした悩みの解決につなげられる」と話した。
買取だけでなく、売り手と買い手を直接つなぐC2Cプラットフォーム「空き家のURI・KAI」、買い取った物件を優良投資家に優先販売する「空き家のURI・KAI for INVESTOR」も展開している。丸岡氏は「空き家を再び資産として流通させる流れをつくっている」と話した。
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