「若手/中堅層の減少が際立つ。技能工は人手不足に歯止めがかからず」建設業就業者の最新動向【独自調査】:建設業の人材動向レポート(63)(3/3 ページ)
本連載では、総合人材サービス会社で建設業向けの人材サービスを展開するヒューマンリソシアが、独自に調査した建設業における人材動向を定期レポートとしてお届けする。建設業従事者の人材動向に関する実態を解明し、建設業各社の採用・定着に向けた戦略を考えるうえで少しでもお役に立てれば幸いである。今回は、総務省の「労働力調査」を基に、建設業における最新(2025年)の就業者動向について分析した。
■建設技術者は増加傾向にあり、39万人。女性比率は10.3%に上昇
「建設技術者(建設業で就業する技術者)」については、2025年時点で建設技術者として働く就業者数は、39万人(前年比2.6%増)だった(図表9)。対2015年比では、8万人増加(25.8%増)し、増加傾向が続いている。
なお、建設技術者として働く女性と65歳以上のシニア層の動向では、女性比率は2023年の5.4%から2024年に7.9%、2025年に10.3%となり、直近3年間で大幅に上昇している(図表10)。一方、65歳以上の比率は2023年の13.5%から2024年10.5%、2025年10.3%と低下している。
■建設技能工数は前年比0.8%減で247万人、減少に歯止めがかからない
厳しい人手不足にある「建設・採掘従事者(以下、建設技能工)」は、2025年は247万人で、前年比0.8%減となった(図表11)。2017年の276万人をピークに、減少に歯止めがかからない状況にある。
建設技能工の65歳以上の割合は16.2%であり、低下傾向ではあるが、全産業計は13.8%なため、高止まりしている(図表12)。なお、女性比率は2.8%で、横ばいで推移している。
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