熊本市内に延べ7.4万m2の物流施設、27年7月竣工予定 戸田建設ら3社が開発:ロジスティクス
戸田建設、西日本鉄道、東京建物は、熊本県熊本市で延べ床面積約7.4万平方メートルのマルチテナント型物流施設「熊本戸島ロジスティクスセンター」の建設を開始した。
戸田建設、西日本鉄道、東京建物は2026年1月22日、熊本県熊本市東区で、マルチテナント型物流施設「熊本戸島ロジスティクスセンター」の建設に着手したと発表した。竣工は2027年7月を予定している。
熊本戸島ロジスティクスセンターは、S造地上4階建て、延床面積は約7万4479平方メートル、開発区域面積は約3万2941平方メートル。常温仕様で、2階への大型車両直接乗り入れが可能なスロープを設置。1〜2階に高さ1.0メートルの高床式トラックバースを備える。床荷重は1.5トン/平方メートル、有効高さは5.5メートル(1階の一部を除く)を確保する。柱スパンは10.5×10.2メートル(一部除く)で、最大6テナントへの分割賃貸に対応する。
3、4階へは垂直搬送機6基と荷物用エレベーター6基で荷物搬送を行う。1、3階および2、4階がセットとなるの2層使いのBOX型構造とした。トラックバースに荷受室を備え、事務所は3、4階に集約して物流効率を高めた。
建物屋上には太陽光パネルを設置し、発電した電力は施設内で自家消費する計画。環境性能評価としては、CASBEE建築(新築)でAランクを取得予定であり、ZEB Ready認証の取得も視野に入れている。
建設地は、熊本市中心部から東へ約10キロに位置し、九州縦貫自動車道の「益城熊本空港IC」から約5.5キロ、「熊本IC」から約8.8キロの地点にある。半導体関連工場が集積する菊陽町、大津町、合志市にも近接しており、物流施設の立地として高いポテンシャルを有するとしている。
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