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大阪・関西万博の解体現場で鴻池組がバイオ燃料活用、建設から解体まで一貫利用:カーボンニュートラル
鴻池組は、大阪・関西万博の解体工事現場で、建設工事から解体工事まで一貫して自社回収廃食油由来のバイオディーゼル燃料「B100」を活用している。
鴻池組は2026年1月9日、富士興産、植田油脂と連携し、大阪・関西万博の「EXPOナショナルデーホール」の解体工事現場で、廃食油由来のバイオディーゼル燃料「B100」を発電機の燃料として使用していることを明らかにした。
B100の原料には、鴻池組独自の廃食油回収プロジェクトで収集した廃食油を使用している。今回の取り組みにより、鴻池組は大阪・関西万博の現場において、建設工事から解体工事まで一貫してB100を活用する大規模な軽油代替燃料利用を実現した。
鴻池組は、2030年度までにスコープ1、2を2013年度比で88%削減する目標を掲げ、軽油代替燃料の使用を進めている。今回の取り組みもこの一環で、建設時からB100を供給していた富士興産からの提案を受けて、2025年10月20日から実施している。
鴻池組は今後も、廃食油回収プロジェクトの実施を強化するとともに、現場における軽油代替燃料の利用促進を継続していく。
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