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大型ファンで省エネも両立した工場や倉庫の猛暑対策 直径約40mの大空間に送風メンテナンス・レジリエンスTOKYO2024(1/3 ページ)

連日の猛暑が日常となった日本の夏では、屋内の熱中症対策にも環境配慮が求められている。ニッシントーア・岩尾は、圧倒的風量と省エネ性能を兼ね備えた大型ファン、静音性に優れたロングファンなど、脱炭素社会にも貢献する暑さ対策の多彩な製品の他、他社製品と組み合わせたプラスアルファの価値を付ける猛暑対策の新たな方程式も提案している。

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 日清紡ホールディングスの100%子会社で中堅商社のニッシントーア・岩尾は、「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2024」と同時開催の「第11回 労働安全衛生展」(会期:2024年7月24〜26日、東京ビッグサイト)に出展し、自社が取り扱う製品の実機を多数紹介した。

求められる地球にやさしい室内環境対策

ニッシントーア・岩尾の展示ブース
ニッシントーア・岩尾の展示ブース 写真は全て筆者撮影

 近年、夏の猛暑はもはや特別な現象ではなく、日常生活に深く入り込んでいる。その影響は屋外にとどまらず、屋内環境にも及び室内の熱対策は年々重要性を増している。

 一方で、こうした対策が環境に及ぼす影響にも目を向けなければならない。エアコンによって室内を冷却すると、同時に屋外へ大量の熱を放出することになり、膨大なエネルギー消費にもつながる。その結果、かえって地球温暖化を促進する要因となる可能性も否定できない。

 こうした課題に対し、節電や省エネ、さらに環境負荷の低減といった付加価値を備えた製品で応えるのがニッシントーア・岩尾だ。

圧倒的風量と省エネを両立した大型ファン

 ブース中央で来場者の目を引いていたのが、2種類の大型ファンコーナーだ。「STAND FAN(AHSM-4000)」は自立型の大型ファン。展示会や屋外広場などでの利用が見込まれる製品で、IP57の防水規格を備える。直径4.13メートルの5枚羽根のファンから送られる最大風量7290立方メートル、有効範囲は452平方メートル(直径20メートル)。

屋外用自立型ファン「STAND FAN」。本体重量100キロ、220Vの電圧(単相)で稼働し、消費電力はわずか282ワット
屋外用自立型ファン「STAND FAN」。本体重量100キロ、220Vの電圧(単相)で稼働し、消費電力はわずか282ワット

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