ニュース
エクセディが自社開発の自走ロボを発売 ノーコードで現場に合わせてカスタム可:ロボット(1/2 ページ)
エクセディは、自律走行ロボット「Neibo」を発売した。ノーコードでルート設定などの基本動作を設定可能で、パワフルタイプとマルチタイプの2種をラインアップにそろえている。
駆動系部品メーカーのエクセディは2024年10月、自社開発の自律走行ロボット「Neibo(ネイボ)」としてパワフルタイプとマルチタイプの2種を販売開始したと発表した。
AIを用いた接客や在庫確認も可能なスマートロボ
既存の無人搬送機は、導入時に倉庫などのレイアウトへ変更しなければならなかったり、専用の棚を新たに購入したり、床に線を引かなければならなかった。現場で使用するための専用システムの開発が必要な場合もあり、導入コストの高さゆえに導入をあきらめるケースが多かった。
その点、Neiboは専用システム開発が不要で、標準アプリ上でルートなどの基本動作を設定可能だ。ユーザー自身がノーコードアプリでカスタマイズできるため、初期コストを抑えられる。開発から製造、アフターサービスまでエクセディの国内拠点で行い、1台からレンタルで提供する。
APIなどを介して、社内システムやChatGPTとも連携し、AIを用いた接客や在庫確認なども可能になる。導入後も業務実態に合わせた動作設定の調整をユーザー自身が変更可能なため、自社の業務に最適化できる。
パワフルタイプは、倉庫や製造現場での重量物の運搬などに適する。けん引重量は最大600キロで、既存のカートをそのままけん引する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.