調査リポート
6割以上が工程管理をデジタル化済み、「図面／工程の共有」に最多のニーズ DX親方の独自調査：調査レポート（1/2 ページ）
DX親方は、建設業界の工程管理業務に関する調査レポートを公開した。調査結果によると、建設現場の工程管理業務でアプリ／システムを導入している企業は64.8％となり、「書類のペーパーレス化」に最も導入効果を実感していることが分かった。
DX親方は、建設業従事者159人を対象に勤務先の工程管理業務について、デジタルツール利用状況や導入効果などを2024年4月にWebアンケートで調査し、このほど結果を公表した。
建設現場の工程管理業務においてアプリ・システムを導入している企業は64.8％
設問1では、建設現場の工程管理業務でWebサービスやアプリなどを導入しているかを聞いた。
結果としては、「導入している」が64.8％で、「導入していない」が35.2％。6割を超える回答者の現場で、工程管理業務に何かしらのアプリやソフトを導入していることが分かった。
設問2では、設問1で導入済みと回答した人に、工程管理アプリ／システムを導入して効果を感じているか聞いた。
その結果、「とても感じている」が17.5％、「やや感じている」が57.3％、「どちらとも言えない」が17.5％、「あまり感じていない」が6.8％、「全く感じていない」が1.0％だった。今回のアンケートでは、工程管理アプリやシステムを導入済みの人の74.8％が効果を実感していると判明した。
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