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清水建設とAutodeskがMOU締結 ACCで“次世代建築プラットフォーム”構築へ:BIM
清水建設とAutodeskは、BIMの共通データ環境となる「Autodesk Construction Cloud」で施工BIMを活用し、施工図のワークフローや施工管理の最適化を実現すべく、戦略的連携を結んだ。
米Autodeskと清水建設は2023年12月4日、DXの加速を目的とした戦略的連携に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。
日本法人オートデスク 代表取締役社長 ルー・グレスパン氏(写真左)、清水建設 建築総本部 生産技術本部長 購買担当・技術担当・知的財産担当 専務執行役員 山崎明氏(写真右) 出典:オートデスクプレスリリース
清水建設は、匠の心を礎にデジタルとリアルのベストミックスを追求する中期デジタル戦略「Shimzデジタルゼネコン」に基づき、設計で作成したBIMを、施工・製作・運用に至るまで連携して活用することで、業務効率化を実現する「Shimz One BIM」を推進している。
両社は今回の連携で、DXの加速に必要なデジタルデータを有効に活用するプロジェクトの達成と、BIMで建設生産プロセスをつなぐ共通データ環境(CDE)「Autodesk Construction Cloud(ACC)」を中心に据えた次世代建築プラットフォームの構築を目指す。
具体的には、施工図のワークフローをACC上で展開するプロジェクトと、施工段階のデジタル化=デジタルコンストラクションに向けたACC上での施工管理の最適化で、建築生産プロセス全体の効率化につなげる。特に施工管理では、「Q(Quality)」「C(Cost)「D(Delivery)」の最適化を掲げている。
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