遠隔臨場に特化した専用ウェアラブルカメラ「蔵衛門Cam」を発売:現場管理
ルクレは、現場をストリーミング配信可能な耐衝撃かつ防塵防水のウェアラブルカメラ「蔵衛門Cam」を発売した。
ルクレは、現場を生中継できるストリーミング配信用ウェアラブルカメラ「蔵衛門Cam(くらえもんカム)」を2023年9月25日に発売した。
アカウント不要!ボタン1つで開始できるウェアラブルカメラ
蔵衛門Camは、国土交通省指定の遠隔臨場規定に対応し、カメラはクリップで衣服に固定するので、ハンズフリーで作業をしながらビデオ通話が可能だ。遠隔臨場に不可欠な立会写真も、手軽にPC上でキャプチャー保存できる。現場から配信する映像は、「蔵衛門クラウド」を介して閲覧することも可能だ。
蔵衛門プレミアムのメンバーは、購入後すぐに利用を開始でき、映像配信だけならユーザーアカウントの作成も不要だ。蔵衛門クラウドで発行したQRコードを蔵衛門Camに読み込ませるだけで、遠隔臨場したい工事案件と連携する。ストリーミング配信中は、最大10人まで同時参加が可能で、発注者を含め工事メンバーにその場で共有できる。
新人や現場作業員に、蔵衛門Camをセッティング不要で手渡せるため、離れた場所からリアルタイムで進捗管理や新人指導など遠隔臨場以外の用途にも活用しやすい。
発注者などの立ち合い者は、蔵衛門Camからの映像と遠隔臨場をしている自身の顔映像をPC側からキャプチャーし、蔵衛門クラウドに自動保存して立会写真に使える。同じ現場で他の端末で撮影した検査写真も、自動で蔵衛門クラウドに保存されるので、蔵衛門クラウド上で検査写真や立会写真の一元管理が実現する。
本体は、高さ2メートルからの落下に耐える耐衝撃構造とIP67の防塵(ぼうじん)防水仕様を採用している。専用機のため、スマートフォンと比較してもセキュリティ的に貸し出しやすく、遠隔臨場中に電話が鳴るなどのトラブルも起きない。
蔵衛門Camは、施工内容を確認するためのビデオチャットや、新人の作業員に実践的な指導を遠隔で行うといった活用が可能だ。また他端末で撮影した検査写真、立会写真などは蔵衛門クラウド上で一元管理し、報告書や工事写真台帳の作成に活用できる。
本体価格は9万9800円の買い切り型、本体とクラウドの料金も含め13万5800円(ともに税別)から始められる。「蔵衛門プレミアム」メンバーは追加料金なしで、購入後すぐに利用を開始できるうえ、映像を配信するだけならユーザーアカウントの作成も不要となる。
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