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パナソニックEW社が関西圏オフィスで初の“WELL認証ゴールド”を取得したオフィスを公開:ワークプレース(2/3 ページ)
パナソニック エレクトリックワークス社は、関西圏のオフィスで初となるWELL認証でゴールドを取得した大阪府門真市内のオフィスを公開した。人の心と身体の健康に気を配った執務環境を構築し、社員の働きやすい環境を整えて生産性向上を図る。今後はノウハウを生かして、他企業へWELL認証取得をサポートするサービスに力を入れる。
空調や照明、温熱快適性などへの配慮で働きやすい空間づくりを実現
オフィス内の執務スペースは「同じ環境下で働く人が等しく快適性を感じるわけではない」というWELLの思想に基づいて設計している。照明やBGMなどでエリア分けし、「リラックスゾーン」「クワイエットゾーン」「ナチュラルゾーン」の主に3つのゾーンで構成。フリーアドレスのため、社員が自身の好みに合わせて仕事がしやすい環境を選ぶことができる。
リラックスゾーンは暖色系の照明を採用し、くつろぎながら仕事ができるようにジャズをBGMで流している。幅広いデスクも配置し、社員らはお互いに意見を交わしながら仕事を進めることができる。
クワイエットゾーンは白色系の照明を設置し、BGMはなく、静かな環境で集中がしやすい環境を整えている。共同で作業しやすいように幅広いデスクなどを設置したエリアと、個人向けに集中しやすい執務環境を整えたエリアを用意。業務内容に合わせた活用もできる。
コミュニケーションゾーンは、複数人で打ち合わせしながら働けるように、幅広いデスクを配置している。オンラインの打ち合わせも可能で、間仕切りで区切ったパーソナルブースを設置して、半個室空間でTeamsを使った会議に集中できるオフィス空間とした。エリア内には休憩スペースもあり、社員がオフィスから見えないようにしてくつろげる。
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