アットホーム「2022年下半期 問合せが多かった設備〜購入編〜」ランキング:調査レポート
アットホームは、2022年7月〜12月の間にマンション、一戸建ての購入を検討している人を担当した全国のアットホーム加盟店を対象にアンケート調査を実施し、『不動産のプロが選ぶ!「2022年下半期 問合せが多かった設備〜購入編〜」ランキング』を発表した。
アットホームは、2022年7〜12月の間にマンション、一戸建ての購入を検討している人を担当した全国のアットホーム加盟店を対象にアンケート調査を実施し、『不動産のプロが選ぶ!「2022年下半期 問い合わせが多かった設備〜購入編〜」ランキング』を発表した。調査期間は2023年1月26日から2023年2月2日、有効回答数はマンション編が354、一戸建て編が509であった。
マンションの売買物件を探している人から、問い合わせが多かった、もしくは人気のあった設備の1位は「駐車場(近隣含む)」の40.4%で、コロナ禍前に比べて車を保有している人が増え、駐車場必須が目立った。2位は「エレベーター」の32.8%で老後を見据えて重視する設備、3位の「オートロック」31.4%も防犯の観点から求められる設備であるとした。また4位の「宅配ボックス」は、2022年上半期から0.9ポイントと、上位10項目の中で唯一上昇、4位「宅配ボックス」、5位「追だき機能」と続いた。
一戸建ての売買物件を探している人から問合せの多かった・人気のあった設備の1位は、マンション編と同様に、駐車場(近隣含む)の51.5%であった。不動産会社は「駐車場2台確保が標準になっている印象」とし、駐車スペースの広さや数を重視する人が増えていることが分かったという。
2位は「システムキッチン」の25.3%で、新築一戸建ての購入時には、使い勝手の良いシステムキッチンは必須、3位は「トイレ2カ所以上」22.4%。4位は追いだき機能、5位は庭と続いた。
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