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愛知県一宮市で延べ2.6万m2の物流施設が竣工、小田急不動産リテール&ロジスティクス

小田急不動産では、愛知県一宮市で開発を進めていた物流施設「小田急不動産ロジスティクスセンター一宮」が2022年9月30日に竣工したことを公表した。小田急不動産ロジスティクスセンター一宮は小田急不動産が手掛けた物流施設で3件目となる。

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 小田急不動産では、愛知県一宮市で開発を進めていた物流施設「小田急不動産ロジスティクスセンター一宮」が2022年9月30日に竣工したことを同年10月3日に発表した。

名古屋高速16号一宮線「一宮中IC」から約2.5キロのエリアに位置

 開発地は、名神高速道路「一宮インターチェンジ(IC)」から約5.8キロの場所にあり、名古屋高速16号一宮線「一宮中IC」から約2.5キロのエリアに位置し、名古屋市を中核とした消費地への配送拠点や中部地域の広域配送拠点だけでなく、関東と関西をつなぐ中継拠点としても適している。一宮市の市街地にも近接していることから、雇用を確保しやすく労働環境も優れる。

 小田急不動産ロジスティクスセンター一宮は、S造地上4階建てで、周辺環境への配慮の一環として、敷地の一部を歩道状空地として開放した他、設置されたトラックバース側の建物外壁には遮音壁を取り付けた。トラックバースは高床式の22台分を完備し、トラック待機場は8台分を用意している。駐車場は、普通車用が78台分で、軽自動車用は3台分を備えた。


小田急不動産ロジスティクスセンター一宮の東側トラックバース(左)と西側外観(右) 出典:小田急不動産プレスリリース

 建物内には約60平方メートルのテナント専用休憩室や身だしなみを整えやすい大型の鏡を設けた女性用トイレを各階に配置し、通常のオフィスビルと変わらない働きやすさを意識した施設に仕上げた。

 倉庫部分は、梁(はり)下有効天井高は5.5メートルで、柱スパンは幅10×奥行き11.7メートル、耐床荷重が1平方メートル当たり1.5トン。庫内には、4基の垂直搬送機(最大積載容量は1500キロで、最大荷姿は幅1.8×長さ1.5×奥行き2.5メートル)を搭載し、2基の荷物用エレベーター(最大積載容量は3.6トン、かごサイズは幅3.5×奥行き4.0×高さ3.2メートル)を装着した。

小田急不動産ロジスティクスセンター一宮の概要

 小田急不動産ロジスティクスセンター一宮は、S造地上4階建てで、延べ床面積は2万6922.21平方メートル。所在地は愛知県一宮市貴船町三丁目7番で、敷地面積は1万3234.63平方メートル。設計・施工は矢野建設が担当し、竣工は2022年9月30日。


「小田急不動産ロジスティクスセンター一宮」の広域アクセス図 出典:小田急不動産プレスリリース

「小田急不動産ロジスティクスセンター一宮」の現地案内図(左)と周辺拡大図(右) 出典:小田急不動産プレスリリース

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