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海老名市でZEB認証の最高ランクを取得した延べ12.2万m2の物流施設が竣工、三井不動産リテール&ロジスティクス(2/4 ページ)

三井不動産は、神奈川県海老名市で開発を進めていた物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク海老名I(MFLP海老名I)」が2022年9月20日に竣工したことを公表した。また、2022年9月25日には、子供を中心とした地域住民に使用前の三井不動産ロジスティクスパーク海老名Iを開放し、見学会や防災教室といった学びの場を提供するイベントを開いた。

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テレビ会議に対応した個室ブースを設置

 内覧会では、1階の倉庫やトラックバース、2階の倉庫、サブラウンジ、オフィス、5階の倉庫、6階のスカイラウンジとスカイテラス、太陽光発電設備を披露した。

 各階の倉庫部分は、有効天井高が5.5メートルで、柱間隔は10×12メートル、床荷重は1平方メートル当たり1.5トンとなっており、庫内の三相動力電源は1平方メートル当たり24VA(ボルトアンペア)を確保した。


「三井不動産ロジスティクスパーク海老名I」の1階の倉庫

 各階のトラックバースは、有効天井高が5.5メートルで、奥行きが13メートル(1階が14.5メートル)となっており、40フィートの大型トレーラーに対応し、バース内に設置されたドックレベラーは通過荷重が6.0トン(耐荷重は12トン)の油圧式を導入。各階のオフィスでは、天井高が3.5メートルのスケルトン天井を採用し、床荷重が1平方メートル当たり300キロとなっている。


1階のトラックバース

1階のトラックバースに設置された搬入口(左)と近接する高速道路(右)

2階のオフィス

 2階のサブラウンジは、食事も楽しめる個人作業用のデスクやイス、テレビ会議に対応した個室ブースが配置されている他、室内の仕上げ材には、三井不動産グループが、北海道の森林で保有・管理する木のうち、伐採適期を迎えた木材や森のメンテナンスにより生じた間伐材を使用した。


2階の「サブラウンジ」

2階の「サブラウンジ」に配置された個室ブース

「サブラウンジ」で利用されている仕上げ材では伐採適期を迎えた木材や森のメンテナンスにより生じた間伐材を使用

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